修道院こぼれ話
アナタノムネトオナジ
2021-09-01
原爆第二修道院
① 「…アナタノムネトオナジ…」
原爆ホーム別館の玄関前庭は2名の姉妹によって四季折々の花が咲くように手入れされています。ある日、畑の一角にシスターAが種をまき、しばらくしてからシスターBも同じ場所に種をまきました。ある日新芽が出てきてびっくり! 通常の倍の花の芽が出てきたのです。偶然にも2人ともこれからの季節にぴったりなコスモスの種を植えたのだそうです。
「花いっぱいのホームに…」とのSr.江角の願いを叶えるべく、シスターA・Bがその想いを忠実に生きていることが伺い知れます。
② 「後のものが…」先にシスターCが植えたパッションフルーツの花壇(プランター)に、こっそり間借りするようにシスターDがスイカの苗を植えたところ、スイカが元気に育った一方で、パッションフルーツは影を潜め、おまけにパッションフルーツのための肥料をスイカが横取りする結果になりました。ピンポン玉くらいの大きさのスイカが見る見るうちに手毬の大きさにまで成長しています。順調に育てば「スイカ割りができるのでは」と大きな野望を抱いているところです。*味は保証できません。