本文へ移動

修道院こぼれ話

修道院こぼれ話

銀行強盗
2015-11-01
銀行強盗 (神崎修道院)
 シスターが外出しようとドアを開けると、4歳のT君が走り寄り、
T「先生、どこ行くの」
シ「銀行よ」
T「えっ銀行強盗!銀行強盗に行くんだって。銀行強盗、銀行強盗」と叫びながら保育室へ
 (子どもたち大騒ぎしている)
シ「ちがうの。用事があるから銀行に行くの」
やっと静まり、門を開けようとすると、園庭で遊んでいた3歳のS君、
S「ダメダメ、門を開けちゃ ダメ」
シ「どうして?だって門を開けないとシスターは出られないでしょ!」
S「それでもダメ」と頑張る。
シ「何でだめなの?」
S「門を開けたらカラスがはいってくるから」
シ「・・?カラスは上を飛んでいるから大丈夫じゃない?」
S「ちがうの。カラスが入ってくるの」と言い張る。
シ「お願いだから門を開けさせて!」と言うと、しぶしぶ開けさせた。
シ「ありがとうね」とお礼を言ってやっと解放された。
 (いろいろと手間取り、銀行に間に合うかしらと少々焦りぎみ)

純心聖母会
〒852-8142
長崎県長崎市三ツ山町415
TEL.095-848-2241
FAX.095-843-7570

1
0
3
1
8
8
TOPへ戻る