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修道院こぼれ話

修道院こぼれ話

一体、あの人は誰?
2017-07-01
一体、あの人は誰? (三河修道院)

 シスターXが、電車の中で立っていたら「座らない?」と初老のおばさんから声をかけられ隣に座った。シスターXが純心の人で、三河に住んでいることも知っていて、とても親しく、次から次へと話しかける。
 
「純心の元シスターで友人の○○さんが、入会の頃、アラの魚の目玉をどうやって食べるのかと驚いたそうよ。」
「目玉のところこそ味があっておいしいのに、お嬢様って…。」と、次第に二人で意気投合し、駅に着いた。シスターXは南出口へ、彼女は北出口へ。
「じゃあ、またね。」
手をふって別れた。シスターXは南出口の階段を降りながら、首をかしげた。
「一体、あの人は誰?」
 
院長が会議から帰院。その話を聞き、「紫蘇の葉のふりかけを作って、修道院に持ってきてくださったSさんよ。きっと!!」
そうだった。
いただくべきものは手土産、そして
もつべきものは院長様。

純心聖母会
〒852-8142
長崎県長崎市三ツ山町415
TEL.095-848-2241
FAX.095-843-7570

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