純心聖母会創立者、早坂司教様。司教様は日本人として最初の司教。

　　邦人女子修道会を設立するにあたり、2名もフランスの聖心会修練院に送った。そのうちの1人が、シスター江角。

　渡仏した2名は1933年初誓願をたてる｡1934年6月1日､日本に帰国｡長崎純心聖母会の誕生｡6月9日｢聖母の汚れなき御心｣の祝日に大浦天主堂内のｻﾝﾀﾏﾘｱのみ前で新修道会の発足｡

　　1937年2月24日、早坂司教様は病気のため教区長を辞任し、上海丸で長崎を離れ仙台へ。

　　1937年4月、中町教会幼稚園を仮校舎として、開校した純心女学院は、家野町の新校舎に移転。

　　1941年、ついに太平洋戦争勃発。

　　1944年「学徒勤労令」が発布され、2年生以上が工場に動員され「純女学徒隊」と名づけられる。

　　1945年8月9日　11時2分。長崎市松山市上空で原子爆弾炸裂。

　　上空で炸裂した原子爆弾は一瞬のうちに浦上の地を焼土と化した。

　　原爆によって純女学徒隊214名の生命が奪われ、教師、修道女の中からも多くの犠牲者が出た。Sr江角の殉難学徒を悼む心は深く毎年8月9日には学園校墓で慰霊祭を行っている。

　　平和のために殉じた子どもたちに代わって、原爆孤老への奉仕のために恵の丘に1968年「養護老人ホーム恵の丘」、1970年「長崎原爆ホーム」を開設。

　　1980年、特別介護のための原爆ホーム別館開設を最後の仕事とし、シスター江角は胃ガンのため11月30日、81歳の生涯を閉じる。

　　1981年2月26日、シスター江角が言い続けた、ヨハネ･パウロ?世教皇の「恵の丘」訪問が実現。

　　シスター江角の意志を受け、

会員は宣教に情熱を傾け、ブラジルに６名の姉妹を派遣。現在ブラジル人のシスターも誕生している。

　　日本にある純心

　　ブラジルにある純心