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神さまのひろば

★神様のひろば★

共に生きる
2021-10-01
「共に生きる」 シスターK

広い庭に種々の木、果樹。所せましと野菜、色とりどりの花、季節によって少し違う小鳥の声と姿。蝉の声虫のね。まさに修道院そのものが神様を感じさせる広場。修道院横の道は、高校生、中学生、小学生の通学路。「おはよう!」「お疲れ様」「気を付けて!」の声が飛び交う。
「信じますか」「ハイ!信じます」令和3年4月3日復活祭のミサ。野太い声が響きます。M氏の洗礼式です。「ルイス・アルメイダ」これが洗礼名です。70代、会社で重要なポストで働いてこられた方です。
定年退職後荷物を整理していた時に見つけた1枚の御絵「聖家族のエジプト避難」が教会に向かうキッカケ、高校時代に恩師にいただいたものでした。彼のパワーは凄い。受洗の前から気付いた事をどんどん実行。教会の周囲の樹木の整理、通路、壁面の洗浄、殉教地の整理花壇作り、本当に感謝です。
「ハーイ」「シンチャウ」「カウㇺ・ウン」日曜日のミサ後ベトナム語があふれる。高齢化、遠距離で淋しい島原教会。それでも若い姿が半数近くを占める。侍者、第二朗読、共同祈願、主の祈り、ベトナムの若者たちの出番である。教会掃除も中心になって頑張ってくれる。昨年のクリスマスには、教会の庭に大きな馬小屋が出現した。飾りは全て手作り、若者は島原教会の中で大きな位置を占めている。今年は「コロナ禍」で、教会の動きも大きく影響されている。国外からの巡礼者は皆無。修道院の出入りも少ない。月1回の信徒の交わりも(茶話会)3か月近く中止となり、修道院からの手作りおやつもお休みだ。どうぞ、少しでも早く、終息しますように。

純心聖母会
〒852-8142
長崎県長崎市三ツ山町415
TEL.095-848-2241
FAX.095-843-7570

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