★神様のひろば★
教皇フランシスコ訪日を受けて
2020-04-01
『教皇フランシスコ訪日を受けて』(シスターO)
昨年38年ぶりに教皇フランシスコが来日された。教皇は、なぜ来日されたのでしょう。教皇来崎の間、救護の担当であった私自身がその準備だけに追われてしまっていたことを思い出し、今、改めて深く反省しています。
日本へと旅立つ前、教皇はこう述べておられます。「わたしの訪問に際して選ばれたテーマは『すべてのいのちを守るため』です。」
また、日本到着後に、日本司教団との会合でも「先ず、じっと見つめるまなざしをもつことです。それによって、神から委ねられたすべての民のいのちを愛することができ、まさにその民に神から受けた賜物を見出すのです。すべてのいのちを守ることと福音を告げることとは、切り離された別のものではなく、また相反するものではありません」と。
長崎の教会は、信徒発見の出来事から155年となります。この間、多くの司祭・修道者が生まれましたが、今や神学生も修道志願生も減少の一途をたどっています。また、皆の顔にもどこか落胆と諦めの陰りがみえるのも否めません。教皇フランシスコは、そのことをよくご存知でした。
「収穫は多いけれども働く人は少ないことを知っています。だからこそ、皆さんを励ましたいのです。日本の教会の信仰を強めたいと思っていますが、同時にまた、信仰を証しした多くの殉教者の足跡に触れ、自身の信仰をも新たにしたいと思っています。主がこの恵みを私に与えてくださるようお祈りください」と。
浦上修道院では純心宣教センターがリニューアルされました。現在、園児たちの要理の勉強をはじめ純心聖母会の委員会会議及び研修会等で利用されています。私は、純心宣教センターの受付事務を担当しています。宣教センターの活動は始まったばかりですが、宣教センターを訪れるすべての人のいのちを守り、宣教センターで行なわれる活動が預言的希望の種を蒔くものとなるよう祈る毎日です。
日本へと旅立つ前、教皇はこう述べておられます。「わたしの訪問に際して選ばれたテーマは『すべてのいのちを守るため』です。」
また、日本到着後に、日本司教団との会合でも「先ず、じっと見つめるまなざしをもつことです。それによって、神から委ねられたすべての民のいのちを愛することができ、まさにその民に神から受けた賜物を見出すのです。すべてのいのちを守ることと福音を告げることとは、切り離された別のものではなく、また相反するものではありません」と。
長崎の教会は、信徒発見の出来事から155年となります。この間、多くの司祭・修道者が生まれましたが、今や神学生も修道志願生も減少の一途をたどっています。また、皆の顔にもどこか落胆と諦めの陰りがみえるのも否めません。教皇フランシスコは、そのことをよくご存知でした。
「収穫は多いけれども働く人は少ないことを知っています。だからこそ、皆さんを励ましたいのです。日本の教会の信仰を強めたいと思っていますが、同時にまた、信仰を証しした多くの殉教者の足跡に触れ、自身の信仰をも新たにしたいと思っています。主がこの恵みを私に与えてくださるようお祈りください」と。
浦上修道院では純心宣教センターがリニューアルされました。現在、園児たちの要理の勉強をはじめ純心聖母会の委員会会議及び研修会等で利用されています。私は、純心宣教センターの受付事務を担当しています。宣教センターの活動は始まったばかりですが、宣教センターを訪れるすべての人のいのちを守り、宣教センターで行なわれる活動が預言的希望の種を蒔くものとなるよう祈る毎日です。