純心聖母会は、長崎大司教区に本部を置く聖母マリアの汚れなきみ心に捧げられた教育と社会福祉の使徒的活動を行う聖座法の女子修道会です。

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純心聖母会
〒852-8142
長崎県長崎市三ツ山町415
TEL.095-848-2241
FAX.095-843-7570

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シスターへの道

 

あなたに伝えたい本

あなたに伝えたい本
3
 
『祈るように生きる マザー・テレサと共に』
2016-09-09
『祈るように生きる マザー・テレサと共に』
  片柳弘史著   ドン・ボスコ社
   シスターⅠ

  タイトルに惹かれてこの本を手に取りました。「マザー・テレサと共に」というサブタイトルがついていますが、「祈るように生きる」という言葉だけでマザー・テレサを連想することができるものでした。この本は14日間で読める構成になっており、マザー・テレサのことばの引用から始まります。そして、それについて著者が分かり易く紐解き、最後に生活の振り返りが行えるようになっています。
 プロローグでは、マザー・テレサが姉妹たちに語っていた言葉が紹介されています。「世界のただ中にあって、いつも観想者でありなさい」このことばは、教会や自分の部屋で聖書を広げ、みことばに触れることだけでなく、あらゆる場所において神を観、神の存在を感じながら生きるということ。
 祈りの本質は、きれいなことばを並べ、立派な主張をすることではなく、神を愛し自分を委ね差し出すことであるということです。一日の24時間の全てを神とともに、生活の全てが神とともにいる祈りの生活であることを常に意識すれば、一瞬一瞬に祈りが込められ丁寧に生きられるのではないかと思います。
 マザー・テレサのように祈りと生活が一致することを期待しながら…。
 
『父さんの宝物』
2016-04-01
『父さんの宝物』
 山浦玄嗣著
 シスターF

 この本を読んだ後は、いつまでも心に余韻が残り、何回も繰り返して読みたくなる本である。タイトルだけを見たら子どものための本では?と思い、手にしてみた。
 読み進めていくうちに、そうでないことがわかった。しかもしっかりと大人に向けて自分の子どもに対する教育に自信を持って語り、しかもそれが子どもにとり宝物だよという意味でのタイトルであることがわかった。
 8人の子育て、カトリック信者は少数の村で、子どもに信仰を伝えるための奮闘記。子どもの育ち方等が、子どもとのエピソードのなかで楽しくおもしろく描かれている。またお父さんが子どもたちに話してきかせた聖書の話も載っている。これがケセン語の聖書翻訳のもとにもなっただろう。
 著者は福音書をすべてギリシャ語からケセン語へ翻訳し、それを一人で朗読して出版している。それはバチカンにも献納されている。医師として働きながら、長い年月をかけて翻訳された。東北の震災後は医師としての立場で、また信仰者として人々を支え助けた。上智大学での講演では震災の時の体験と経験を、ユーモアを交えながらの講演をされた。絶望は絶望のまま終わらない、と力強く信仰における希望を語っておられた。
 
『教皇フランシスコ講話集2』
2016-03-01
『教皇フランシスコ講話集2』
 カトリック中央協議会編・訳     
 シスターM

 教皇フランシスコは、教皇に就任されて以来、必要かつ適切にイタリア国外司牧訪問でも、ことばと行動力をもって人々に語りかけられる。そのおことばは平易で、とても分かり易い。
 就任後初めてのアジア司牧訪問として韓国を訪問され、パウロ・ユン・ジチュンと123同志殉教者の列福式、アジアの青年の日(AYO)韓国大会閉幕ミサ、平和と和解のミサを司式(315頁)、また正午のお告げの祈り、アレルヤの祈りの前に当日の福音についての解説、特に今、世界で起きている様々な悲しいこと、痛ましいこと、身近なことも会衆とともに祈られる姿に心がつき動かされる。また一方、権限ある政治家に平和の原理を訴えられ、キリスト者の一致と諸宗教間の関係改善を進めるという教皇の強い願いが表明されている(365頁)。
 本著は、2014年中の教皇のことばが収録されていて、初めは読んで感動していたが、この本にはまってしまい、現在、黙想に用いている。
 
『ローラ、叫んでごらん』
2016-01-01

『ローラ、叫んでごらん』
 R・ダンブロジオ著  サイマル出版
 シスターY 

 1歳半の時に生きたまま両親からフライパンで焼かれた少女。泣くこともことばを発することもせず、体を曲げ、頭を低く垂れ、自らは身動き一つしない。それが12歳の施設の中でのローラの姿だった。本書は、精神科医である著者が偶然性から関わりを持ち、ローラの人間としての自立へ踏み出すまでの6年間の関わりの実話である。医師として実力も評判も高まりつつあった彼は、貧困や社会的に疎外され苦しむ人々に時間を割く必要性はないと自負する野心家の一人でもあった。
 …度の強いメガネの奥は斜視。顔の半分は焼けただれ、皮膚は所々紫色…最初の顔合わせの間中、鼻孔から定期的に滴るしずくを彼女が拭うのか拭わないのか、催眠をかけられたように私は見ていた。 (「最初の対面」41頁)
 話しかけにも無反応、無表情、肩に手をふれようにも全身拒否の塊のような…虐待による心身の傷跡がいかに深いものか。著者は「人形の家」での家具の配置をきっかけに徐々に信頼を深め関係性を築いていく。彼はローラを観察し理解を深めるまなこの中に、彼女をはじめ精神障害を伴う子どもたちを世話している修道女たちをも捉えていく。私の目を惹いた勉強会での一場面である。
 ある夜、すっぽり被った毛布から光が漏れているのに気付いた修女は、エビのように背を丸め、片手に懐中電灯を握りしめ、涙の跡が残るローラを見た。彼女は、ローラは闇が怖いと思い、翌日、電池の箱を丸ごと与え、無くなったらあげるよと話した時に、互いの気持ちが通じたと直感したことを話した。すると院長修女は「それで毎週、新しい電池の箱をお願いしていたのね」と。何か月間も続いた電池のお願い物に、理由を問うこともなく。
 ヴェールと長い修道服を揺らし、不格好に立ち働く修女たち。著者の価値観、生き方が変わったのは、ローラと修女たちの影響であったといわれる。
 (現在は講談社から発行されている)

 
『ひと言でいいのです』
2015-12-01

『ひと言でいいのです』
 吉川直美 編著 いのちのことば社
 シスターO

 ほんの短い言葉にも人を癒し、慰め、勇気づける力があります。誰にでもそのような心をひかれ忘れられない言葉に出会った体験があるのではないでしょうか。
 この本は、マザーテレサの言葉や星野富弘さんの詩、スヌーピーとルーシーとのある会話、スラム街の少女のやさしい心からの言葉などが取り上げられ、それに解説が書き添えられたものです。名言集というよりも彼等自身の体験を通して語られた言葉や苦悩の叫び、つぶやきなどが紹介されており、中には見聞きした言葉もあるかもしれません。有名な人もいれば名も知れぬ人もいますが、様々な背景を持つ人々の言葉や詩の奥に神様と相通じるものがあり、新たな気づきや光を感じさせてくれます。ちょっとした時間にも簡単に手にとって読むことができると思います。日々の歩みの中に、ぽっと灯りをともしてくれる、道を示してくれる、そのような心に響く言葉に出会えるかもしれません。また、本の中で言っています。私たち一人ひとりもまた詩人であり、あなたでないと語れない希望の言葉をもっていると。私たちの口から出る言葉が、一人でも多くの人に希望の光を与えることができたらと思います。
 

 
『生命の指導者』
2015-11-01

『生命の指導者』
  アウグスト クウリ著
        シスターM

 イエズスは、喜び、自由、希望をもたらす最高の種まき人
    
 黙想のために一冊の本を探していて、手にしたのがこの本だった。いろんな生き方を示す中で、自分が、どんなに神様の愛に生かされているか、他者のために生きるために、新しい視野を持つことを示してくれた本。いつも、謙虚に、学びの心をもって歩んでいきたい。(ブラジル 聖母の家共同体)

 アウグスト・クリはブラジル人の精神科医、心理カウンセラー、作家で、多くの子どもたちと親を援助し続けていることで知られている人物で、心理学者や教育者などの職業トレーニングを促進する「知能アカデミー」の創設者。
 日本語で翻訳されている著書として、『生きている ただそれだけで美しい』、『人間イエスを科学する―キリストの心理分析』、『素晴らしい親 魅力的な教師』等があるが、現在、いずれも店頭では販売されていない。
 

 
『菊と葵のものがたり』
2015-10-01

『菊と葵のものがたり』
   戦後70年をふりかえって 高松宮妃喜久子 著
                         シスターT

 東京空襲の時、300キロの爆弾がおちて、大宮御所が焼けた時、皇太后様(貞明皇后)はこれで国民と同じになったと申された由。
 当時、私は動員学徒として軍需工場で働いていましたので、ここを読んで嬉しく思いました。
 その工場にも昼間警戒警報が解除されてほっとしていた時、200キロの爆弾が中心部にあった溶鉱炉(鉄を溶かす)の上に落ち火柱が立った中を、どのようにして防空壕より大きいずい道に必死で逃げていったか分かりませんが、手を取り合ってB29が飛び去るのを待っていたのを覚えています。
 
*ずい道(隧道・すいどう)
  トンネルのこと。古くはこの言葉が使われていたが、外来語が一般化されたことから、現在はあまり用いられない。

 
『創立者ヤヌワリオ早坂司教の使命』
2015-09-01
『創立者ヤヌワリオ早坂久之助司教の「使命」と長崎純心聖母会の「創立のカリスマ」』
 シスターO

  シスター江角がお書きになった「創立のこと」の中に、「一粒の麦が地に落ちて死ななければ…」司教様の犠牲の上に、その一粒の麦の上に誕生した純心聖母会です。私どもが純心聖母会会員であるために、創立者のカリスマに促され、会の霊性と使命を深く悟らせていただきましょう。これを生きてこそ、私どもも「一粒の麦」となることができると確信いたします。 (本文引用)
 
  創立者早坂司教様、共同創立者江角会長様をお忍びしながら、この方々のお招きの上に、純心聖母会があるのだと感謝の念で一杯になりました。
 司教様のお部屋は、ピオ館2階、教室のそばにありました。司教様は、放課後、廊下の窓の戸締りを確認なさりながら、散歩をなさっていらっしゃいました。
 ごミサのとき、祭壇にのぼるのを手伝うため、川向こうの兄弟がミサ答えにきていました。祭服をつけられた司教様は、ミサ答えのふたりを前に並ばせて、手を合わせ、「O・K、ススメ」と声をかけられ、香部屋から出られ、祭壇に向かわれるのでした。私は手近にこの本を置いて、折にふれて見返しております。
 
『神に聴く祈り』
2015-07-01
  『「神に聴く祈り」祈りのガイドブック』
      女子パウロ会発行  シスターY
        
 著書はマラキー・ハンラッティ師。彼はアイルランド生まれで聖コロンバン会の宣教師。主に横浜教区で司牧、アイルランドへ帰国。
 四旬節を迎え、もっと深く祈りたいと念じていた時、丁度、私の目の前にあったのがこの本である。本のカバーベルトの言葉、「もっと祈りたい人に役立つ本。」毎日の「良かったことをふり返る。じっと待って、神に聴く。それから新しい発見が・・・。そして新しい出発を。」に心惹かれ、すぐに読んでみた。特別新しいことでもないが、神父様の誠実さと情熱を感じ入るものがあり、ガイドラインにそって実行してみることとした。
 この本のエクササイズは、まず最初に、きわめて意識的に、神の方に心を向けるという習慣を身に着けるために助け考えられたものだということである。毎日、忠実に実行することが何よりも大切である。神父様が勧めておられるように「たえず神があたえてくださっている『良かったこと』に気づけば気づくほど、毎日の生活にある神の深い配慮に感謝し、神が近くに感じられる。待って、待って神に聴こう。
 
『生き方の可能性』
2015-06-01
『生き方の可能性』
 日野原重明著  河出書房新社  シスターN
 
 日野原先生のことはご存じの方も多いと思いますが、本書は、「人生とは」「死を考える」「人は必ず死ぬならばどう生きるのか」「医師として病気を治すこと、和らげること」など、医師の使命に生きておられる先生の喜びが伝わってきます。今、生きている限り、障害があっても生活が送られるように助けること、どのようにすれば心豊かになり、生きがいを感じさせることができるのか、友人、作家、歌手、評論家など、様々な分野の方々と人生を語り合う対談形式でまとめられています。
 先生は、「人を愛し、思いやり、喜びを大切にされ、出会った人からアドバイスをもらい、人の話を聞かせていただくことで、自分自身の人生の糧としている。与えられた命を人の役に立つことで幸せにつながっています」と。患者さんに対して、病気であっても健康でいることができると励まされ、先生ご自身も「病気で、食事に注意し、体重をはかり、毎日の運動をすることは努力が要りますが、自己の鍛錬であり、全力で行動することによって、独創性の豊かさを感じます」と述べておられます。生きる力へのヒントがある本だと思います。
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