純心聖母会は、長崎大司教区に本部を置く聖母マリアの汚れなきみ心に捧げられた教育と社会福祉の使徒的活動を行う聖座法の女子修道会です。

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純心聖母会
〒852-8142
長崎県長崎市三ツ山町415
TEL.095-848-2241
FAX.095-843-7570

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シスターへの道

 

あなたに伝えたい本

あなたに伝えたい本
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『誰も知らない男 なぜイエスは世界一有名になったか』
2017-06-01
『誰も知らない男-なぜイエスは世界一有名になったか』
 ブルース・バートン著  日本経済新聞社
 シスターM

 私がこの本に出会ったのは今から19年前。ノビシアの図書室の隅で見かけました。派遣された後も黙想の度に本部の図書室から拝借し、何度も読んできた本です。当時のタイトルは「イエスの広告術」。著者は全米屈指の広告代理店の創立者で、この本は1920年代に全米でベストセラーになったものです。もちろん私がノビシアの当時は既に廃刊されており、図書室にあったものも古い本でした。使徒職へ派遣されてから、とあるきっかけで、復刊されたこの本に再会しました。日本での初刊行が1984年、それから20年が過ぎた2005年に復刊。タイトルは原題のままに日本で復刊されました。
 イエス様が御父から受けた使命をいかに人々に伝え、人々に影響を与えたか。それはごく自然に、あたたかく、人間愛に満ちたものであったか。何十年経ってもイエス様の教えは生きている…、著者であるブルース・バートンは社会背景に結びつけながら、聖書学者とはまったく違う表現で、イエス様の魅力を私たちに伝えています。更に、その魅力に気づいた後、私たちがどのように行動すべきかを訴えているようです。私たちの使命に対して、大きなヒントを気づかせてくれる一冊です。
 
『お弁当の手紙』
2017-05-01
『お弁当の手紙』
 趙 陽喜著 サンパウロ
 シスターS
 
 母親が子どもたちのお弁当に4年間毎日添えた1300余通の短い手紙。子どもに対する限りないほどの愛と母の匂いが溶け込んでいる本として紹介されています。
 「ジンホちゃん、野菜や果物の中には味方になってくれる兵隊たちが隠れていて、悪い菌を捕まえてやっつけてくれるの。」
 「ソンジンくん、麦ご飯が多いと文句を言うんじゃないでしょうね。麦には酵素があって、私たちの頭の操縦室に行ったり来たりする良いお使いなのよ。」
 皆さんも、子どもの頃に作ってもらったお弁当を懐かしく思い出すでしょう。私たちも毎日、お弁当の手紙をもらっています。それは「主イエスのみことばの食卓」。日々の出会いや出来事もすべて、私たちの召命を育むおかずです。みことばを食べて、よく味わって、分かち合い、共同体の栄養にしましょう。毎日お腹いっぱいに溢れる神さまの愛をいただいているのですから、今日は私がお弁当(愛のわざ)を作りましょう。
 新緑の美しい5月、姉妹たちとお弁当を作って出かけましょう。私も苦手なカボチャ、一口食べてみよう。
 
『プーさんと仲間たち』
2017-04-01
『プーさんと仲間たち』そのままでいこう
   PHP研究所編
   シスターH

 「心のクセというのは、何か起こった時にメソメソしたり、はりきったり、人によって異なる受け止め方のかたよりのこと」と書いてありました。この本の中に出てくるプーさんと仲間たちの言葉の中に、人生をよりよく生きるためのヒントが書かれてあります。
 他の人から見た自分と自分の思う自分は違います。だから自信をなくした時には、人の意見を聞いてみると自分の知らない良さを見つけてくれます。
 自分に自信が持てない時、自分にできることを思い返してみます。すると無意識にやっていたことが誰かのために役に立っていたこともあります。
 最悪と思うとなんでもマイナスに感じてしまいます。でも自分の見方次第では、マイナスの状況をプラスに考えられたらとても強くなれます。
 人のいいところを見つけたら声に出して伝えてあげよう。すると相手も自分も幸せへと向かっていくはず。ひとはそれぞれ違った心のクセをつくっています。自分らしさを持っているが、そのクセがその人らしさをつくっています。
 自分らしく生きていくためのヒントになる本だと思います。
 
『祈りのはこぶね』
2017-03-01
『祈りのはこぶね』
 英隆一郎著 ドン・ボスコ社
 シスターO
 
 「祈りは生活に結びつき、生活の中で実るものである。生活の中で信仰や愛が深まらないとしたら祈りはいったい何のためなのか」ということが、あとがきに書かれていたのが私の心に響き、今までの自分の祈りを振り返りたいとの思いにかられました。
 「祈りの中で自分と向き合う時が足りなかった」「私は変わりたい」なぜ?どういう風に?今までの自分がこれでよかったのか。この年になって自分を見失わないように目覚めたいこの気持ちを分かってもらえるのがこの『祈りのはこぶね』という小冊子ではないかと思い、紹介させていただきました。静かなところでゆっくり噛みしめてキリストの道をキリストとともに歩んでいけたらもっと自分が変わり、新たな気持ちの修道生活の締めくくりとしても、有意義ではないかと思います。
 この小冊子は祈った後、自分の祈りの振り返り、ヒントがあり、最後に祈りで締められています。内容は前に「カトリック生活」に連載されていたもののようです。祈りたいがどう祈ったらいいか、また祈りを深めるためにも、また洗礼志願者などへのプレゼントにも喜ばれる本ではないかと思います。
 
『限りなく透明に凛として生きる』
2017-01-01
『限りなく透明に凛として生きる』
「日本のマザー・テレサ」が明かす幸せの光 佐藤初女著
 シスターI

 わたしをお使いください ~マザー・テレサの祈り~
私たちも時々歌うこの歌が、本書のテーマです。
マザーが捧げた
「手」が第一章 おむすびの「手」のぬくもりが透明感のある旨味を作る
「足」が第二章 今日とは違う明日を足で生きる。
「声」が第三章 「はい」「ありがとう」「ごめんなさい」のひと声が透明への第一歩
「心」が第四章 無限の安心感に包まれる心の作法
対談が第五章 はじめに芳村思風さん、次が晴佐久神父様です。

初女さんの本ですが、お料理の本ではありません。
日に三度の食事に「生きるヒント」が隠されているそうです。
「映画「地球交響曲ガイアシンフォニー第二番」(龍村仁監督)で世界的に知られるようになった「イスキア」と初女さんですが、イスキアでは、いつもマザー・テレサの歌を歌いお祈りにするそうです。マザーの祈りが「生きる指針」の初女さん。私たちの生きるヒントも隠されているかも…

「多様なものは多様なままともに生きる。それがいのちの摂理であり宇宙の摂理でもある。」
映画 龍村仁監督 「地球交響曲ガイアシンフォニー第二番」
 
『イエスの教えてくれた祈り』
2016-12-01
『イエスの教えてくれた祈り』 「主の祈り」を現代的視点から
 カルロ・M・マルティーニ著 教友社刊
  シスターH
 
 「主の祈り」は一日何回も唱え、長年親しんできたいのりである。いろんな機会に誰も聞き、自分なりに深めてきた祈りでもある。それでもこの本によってまた目が開かれる思いであった。
 最初の「父よ」と呼びかけるところから、これはイエスの祈り方で詩編などにしても、「父よ」ではじまる祈りはないという。「父よ」といいながら、どんな方をイメージしているのか。イエスの、弟子たちの、そして個々のキリスト者の経験から何を意味するのか説明されているが、この一語だけでも広がりを感じた。続いて「み名が聖とされますように」が、エゼキエル36・22-26を前提とするように書かれている。人間が汚した神の聖なる名が偉大であることを、人間をまた立ちあがらせることによって自ら証明するという意味が根底にあり、「あなたが善い方、強い方であることを、そしてわたしたちを愛していることを、知らしめてください」と神の愛が、力が、私たちに明らかにそそがれていることを通して示されるよう促しているのだという。
 大聖年を前にミラノ教区民への刑務所、病院、修道院などからラジオ・テレビを通じての講話がまとめられているが、現代的視点からと副題にあるように今を生きる私に語られているようで、「主の祈り」を唱えるとき、意識するよう背中を押されている思いがする。
 
『見上げれば、必ずどこかに青空が』
2016-11-01
『見上げれば、必ずどこかに青空が』
          樋野興夫著 ビジネス社
     シスターN
 この本には、がん哲学外来を主宰する樋野先生に寄せられた悩みとそれに対するアドバイスがまとめられています。8月のカトリック新聞で「がん哲学カフェ」についての記事があり、同時期にちょうどこの本が目に留まり読んでみました。寄せられる悩みは様々ですが、そこから見えてくるものは、病気への不安と同じくらいみな人間関係に一番頭を抱えているということです。また「がん患者の悩み」として扱われていますが、病気に限らずいろいろな立場の人に通じるものがあります。
 最近いろいろな悩みを抱える人と話す機会が増えました。ただ聴くことしかできませんが、それでも心が休まればと願いながら。「人は寂しい」と言ったあの人は最近がんだと分かりました。多くは語らないし弱音もそんなに吐かないけれど、計り知れない不安があるはずだと、この本を読みながら彼女に思いをはせました。
 ここに寄せられる悩みの根源には会話の不足があるようです。今までしっかりと分かり合えていたら今になって気苦労はなかっただろうに、という類のこと。今私たちは互いにいたわり、十分に会話ができているだろうか。
 
『強く、しなやかに』
2016-10-01
『強く、しなやかに』~回想・渡辺和子
           山陽新聞社・渡辺和子編
      シスターS
 ナミュール・ノートルダム修道女会のシスター渡辺和子についてはすでに数多くの著書が出版されており、中でも「置かれたところで咲きなさい」は200万部を超えるロングセラーになるなどよくご存知のことと思います。 
 今回ご紹介するのは昨年度の山陽新聞朝刊に2月末から11月末までの63回にわたって連載された「強く、しなやかに 渡辺和子と戦後七十年」をまとめたもの。あわせてノートルダム清心女子大学の学報によせられた随想20編を「折々の記~理事長として」と題して出版されたものです(山陽新聞社編集局長あとがきより)。
 この本を通してシスター渡辺のご生涯をよく知ることができて本当によかったと思いました。二・二六事件で最愛の父上の非業の死を目撃され、9歳から母上のご薫陶の下、戦中戦後の厳しい生活を懸命に生き抜き、勉学と就職、入信と修道生活を通して、また岡山清心女子大学学長、理事長、日本カトリック連合会理事長としてその重責を見事に果たしてこられた日々の貴重なご体験を通して多くのことを教えていただきました。教育修道女として同じ理想と使命を生きる者として是非ご一読をお勧めします。
 
『日本人への遺言』
2016-09-01
『日本人への遺言』
 松原泰道著 / マガジンハウス
 シスターK

 日頃、本をほとんど読まない私ですが、ある日一冊の本を見つけ、一晩で読み切ったものがありました。それが本書です。臨済宗の高名な僧侶である彼は第一次仏教書ブームのきっかけを作った方だそうですが、時代遅れな私はだいぶ遅れてその波に乗りました。彼の著書はとても読みやすく、特に『日本人への遺言』は、人間として大切にしたいことを1から始めて100の項目で、万人に分かりやすく諭してくれます。
 ― 生きる意味とは何なのか?よくそんな質問をされますが、答えは実に簡単です。すべては他(ひと)のため、自分のためではありません。人は他の役に立つことを目的に生まれたのです。自信を持ってください。あなたはきっと誰かの役に立ちます。(「空」の章(1)より抜粋) 
 これを書かれた時は、御年101歳。そんな長い人生を、信念を持って生き抜かれた方の言葉が、最後にこう語りかけます。
 ― 日に新たに 日々新たに また日に新たなり。…私もこれをまねして日々新しく、そして若くなるつもりで毎日を生きていきたいと思っています。新たになるということは、すなわち学ぶこと。学ぶことで人生を豊かにすることです。―  (「愛」の章100より抜粋)
 私たちも負けてはいられません。興味がある方は、是非手に取ってみてください。  
 
『喜びのあかし』
2016-07-01
『喜びのあかし』
  モーリス・ズンデレ 福岡カルメル会
  シスターY

 本書はA5版厚さ5㎜の小冊子で、彼の「感嘆と貧しさ」から抜粋した2項目から成る。ズンデレは19世紀末に誕生し、1975年に帰天した仏系スイス人司祭である。
 最初の章「透明さの喜び」は、私のよろこびがあなたたちの喜びとなるように(ヨハネ15・11)が、主の私たちへの遺言であり、私たちの生き方の中心たる教えであるという。主の救いのメッセージは、自分のありのままの弱さを受け入れ、単純に地上のすべてを愛し、真実に生き、人間の尊厳を誇りに生きること。喜びの心で自然界のあらゆる現象に、また化学、芸術、身近な小さい出来事を素直に受け入れ、神からの贈り物として深い沈黙と愛のうちに熟させよと勧める。
 次の「アガペへの奉仕の生活」は修道生活についての省察で、平易にその本質と生き様について述べている。第二バチカン公会議以前に彼はこの省察を行っている。彼の深い内省と思索は本物であると思う。
 彼の著作は、女子パウロ会から次の3冊が出版されて高い評価を受けているようである。『沈黙を聴く』、『内なる福音』、『日常を神と共に』。他に福岡カルメル会から出版された本もある。
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