修道院こぼれ話
日本むかし話「金太郎とツワ」
2019-12-01
日本むかし話「金太郎とツワ」(伊王島修道院)
ツワむきをしていたある日。
50年前に派遣されてから通算3回、伊王島に暮らした姉妹の話。
50年前に派遣されてから通算3回、伊王島に暮らした姉妹の話。
「むかし、伊王島の大明寺に金太郎という男まえがいました。
ある日、まさかりを担いで山に行ったら、『私を採って』とかわいいツワがこちらを向いて呼んでいるではありませんか。
ある日、まさかりを担いで山に行ったら、『私を採って』とかわいいツワがこちらを向いて呼んでいるではありませんか。
金太郎はこのみずみずしいツワがいとしくなり、嫁さんにしました。
金太郎とツワから7人の子が生まれ、末っ子がこのシスターです。」と、もう一人の姉妹に顔を向けました。
金太郎とツワから7人の子が生まれ、末っ子がこのシスターです。」と、もう一人の姉妹に顔を向けました。
一番若い姉妹は「また冗談ばっかり」とにわかに信じませんでしたが、当地出身の姉妹のご両親の名前は本当に「金太郎とツワ」だったのです。