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修道院こぼれ話

修道院こぼれ話

教会学校・巡礼の旅の一日
2014-03-01

教会学校・巡礼の旅の一日(島原修道院)


 僕の名は一生、小学一年生、四人姉兄の末っ子。まだ霊名はない。時々家族揃って教会学校へお母さんの車で行く。今年は教会学校で田平教会、焼罪殉教地、海きららにバスで行った。行きはシスターが用意してくれたクイズで楽しんだ。そして僕の考えたクイズは「パンはパンでも固くて食べられないパンはなあに?」さすがシスター、すぐに答えられてしまった。

 帰りは、楽しみの「海きらら」。なんと神父さまに五百円いただいた。そうだ、お父さんお母さんにお土産を買おう。僕は悩むこと時間一杯。みんな自分のことで一杯。自分で決めなければならない。ようやく見つけた???お父さんお母さんは喜んでくれるだろうか?と悩みは続く。しばし静か、おとなしい、あれれ…

「僕の貴重品がない???」。

「僕の貴重品ってなあに???」。

「お父さんお母さんへのお土産」

 一生君、大事な貴重品が見つかり、夕食のバイキングでお腹が一杯、それに疲れも最高、三拍子そろってついに爆睡。バスの旅の終着地に着いても目覚める様子は無し、誰が起こしても無駄。とうとう一番の力持ちの運転手さんに抱きかかえられて迎えに来ていたお父さんへ。あのお土産は?末っ子一生君を霊名で呼べる日が待ち遠しい・・・

純心聖母会
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