修道院こぼれ話
いのちを捨てる
2018-09-01
「いのちを捨てる」(浦上修道院)
年少の子どもたちに教具を使って「よき羊飼い」のお話をしたところ、元気のよいK君、話の途中の「羊のため命をすてる」が気になった様子。二度ほど、「どうして命を捨てるの?」と聞いてきました。その度に、「よい羊飼いにとって、羊はとても大切だから命を捨てても守ってあげるんだよ」と答えてあげました。
活動を終えて、子どもたちに何か話がしたい人と声掛けをすると、一番にK君が手をあげて、羊飼いの人形を指差して一言、「かっこいい」。続けて「僕も羊飼いのようになりたい」。純粋な幼い子の心に働かれているイエスさまのすばらしさを感じた一コマでした。