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神さまのひろば

★神様のひろば★

「宣教の使命を生きる祈り」と共に
2019-11-01
「『宣教の使命を生きる祈り』と共に」(シスターT)
 
2019年2月24日 バッハピアノコンサート
沢山の拍手に迎えられたピアニストは、大きな十字架のしるしをして「インヴェンション」という曲を弾き始めた。
(彼は名古屋大学ピアノ演奏家コースに在籍、自閉症の障がいをもつ)
 日曜日のミサ後、主任司祭から、そのドイツ帰りの親子の受洗の勉強を依頼された。期日も迫っていたが私なりの準備をもって臨んだ。しかし、1時間に及ぶ2人の話に圧倒されてしまった。11年間の留学中に出会った近所の方々がどんなに素晴らしかったか。ごく自然にミサや祈り、食事に招待され、そのなんとも言えない親しみの中に包まれてしまった。それぞれ違って美しかった教会の鐘(彼はそれがどの教会のものか全部聞き分けていた)オルガン曲、賛美歌と共にそれ以上に周りの方々の温かさに神様を感じたと熱く語った。日本に帰国する際、息子が「お母さん、僕もあの人たちのように教会に行きたい」と。受洗のきっかけを話してくれた。この親子はドイツの教会共同体を通して一番大事な神様の愛を知り、見て、感じてきたのだ。だから私の拙い説明も素直に受け入れてくれるだろうと改めて思った。宣教は―キリストの愛にならって・・・人々に寄り添い―なのだと。
 毎日唱える「宣教の使命を生きる祈り」は、奉仕に出かける私にとって大きな支えである。日本に生まれ育ったブラジル人の子どもたちの多くがポ語(ポルトガル語)が片言しか話せず、読み書きもできないでいる。日本語が話せない親たちとの会話が面倒くさいと言う。ポ語のミサを求めて日曜日ごとにあちらこちらの教会を廻っている親たちに連れられてきている。その中学生、小高学年たちに日本語での要理教育ということで月2回、カテキスタとして奉仕している。6月に堅信式を終えた者は、ミサ前後の準備と片付けの役割を果たしている。更に担当司祭の了解を得て、ポ語のミサの中で朗読、共同祈願の部分を日本語でやってみようと練習を始めている。
 多国籍の信徒で構成されている名古屋教区では大いに進められていることであるが、なかなかスムーズにはいかない。子どもたちと関わってみて気づいたこと。それは、日本で教育を受け生活していてもブラジル人の多くが持っている神様への強い信仰、聖母への尊敬、信心、隣人にとけ合うことなど失われていない何かDNAみたいなものを感じている。また、時々、市役所からの依頼で児童相談所やいろいろな施設に辞書を片手にブラジル人の通訳の手伝いをしている。
―知恵と勇気をお与えください―

純心聖母会
〒852-8142
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TEL.095-848-2241
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