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神さまのひろば

★神様のひろば★

奉献生活者年を生きる中で
2015-07-01

奉献生活者年を生きる中で (ときわ荘修道院)

 恵の丘での日々、初夏を迎え窓から自然を眺めるとき、創世記のはじめの神のみ業に心の目が導かれる思いである。神は天から降って地に身をかがめ、生かす息吹で地に諸々のいのちあるものを作ってくださった。木々の装い、小さい草花、飛び交う小鳥たちのさえずりすべてが、神のみ業をたたえている。
 立誓61年目を迎え、今こそ神から預かったたくさんの恵みの実りを奉献し、周りにも証しすることを、真に喜び、感謝を捧げたいと努めている。
 教皇様は、「出向いて行きましょう。イエスの命を指し示すために。」と呼びかけられる。出向くのに困難を感じる今、聖母とともに主のみ心の愛の寛大さ、深さを味わい、本物の奉献の姿を周りにも示すことが出来るよう努めたい。いつも喜んでいなさい。たえず祈りなさい・・・と、体全体で喜びを表しておられたコップ神父様の姿を思い出す。
 出来なくなっていくことに目が向きがちな中で、神が蒔いてくださった種子(宝)に、目を向けるように努めている。最近、よい本と出会った。『「神に聴く祈り」祈りのガイドブック』(マラキー・ハンラッティ著、女子パウロ会)である。
神は、この本から、私が言いたいことを聞きとりなさい!!とのメッセージを贈ってくださったとの思いで、今、味わっている。
 毎日、「よかったことをふり返る」という祈りの仕方である。神が絶えず、私に与えてくださっている「良いこと、良かったことを、もっとはっきり見せてください。」と受け身の姿勢で神からの働きかけを待つ、きく、祈りである。
 主は、聖ファスティナ(愛の秘書)にも、ご自分の人々に対するいつくしみの思いを伝えてほしいと望まれた。やもめの賽銭に心を留め、どんな小さい奉献も心から喜び、受け入れてくださる主に、心からの感謝を捧げたい。小さいステンドグラスになって。
 

純心聖母会
〒852-8142
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TEL.095-848-2241
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