純心聖母会は、長崎大司教区に本部を置く聖母マリアの汚れなきみ心に捧げられた教育と社会福祉の使徒的活動を行う聖座法の女子修道会です。

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純心聖母会
〒852-8142
長崎県長崎市三ツ山町415
TEL.095-848-2241
FAX.095-843-7570

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福 音 宣 教 の 小 道

 

★神様のひろば★

★神様のひろば★
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神様の抱擁を運ぶ
2014-12-01

神様の抱擁を運ぶ (ブラジル サンジェロニモ)                   
 
 教会の教書、奉献者への回章「喜びなさい」No14が語るように、「昨今、人々に必要なことは言葉ですが、特に心を暖め、希望を目覚めさせ、善へ引き寄せ
  る主の憐れみと優しさを証することです。神のなぐさめへ運ぶ喜びです!」
 10月宣教者の月に、宣教者として神様の抱擁を運んだ時のことです。その日はアパレシーダの聖母のお祝い日、また子どもの日でもあったのでサン・ジェロニモの共同体全員で約15km離れた農地改革で土地をもらった人たちの所へ、会の紹介をしながら召命を探し、ともに祈る目的で子どもたちのための小さなプレゼントを持って行きました。会の紹介のDVDを映すための機材の準備を行い、試しに映そうと思ってコンピューターの中のファイルを探しましたが見つかりません。そこで、この集まりを計画し準備していた女の人たちと話したところ、毎年行っているこの集まりは、各々持っている宗教を超えて共に準備し働くことで、この共同体に属している家族間の絆を強め活気づけるためだということでした。実際見たところ、カトリック以外に色々な宗教の人がいます。私たちは宗教色の強い映像やお話はしないことに決めました。皆が集まったところで、そこの共同体のリーダーが皆の参加に感謝し、また私たちの訪問に対しても歓迎の言葉をくださいました。またもっと多くの人が集まるように、来年は昼食を持ち寄って皆で分かち合おうと呼びかけておられました。最後に、集まっているすべての人とともに、一致と健康、そして必要な恵みを願って「主の祈り」を唱えました。主の祈りは多様な宗教であっても同じ父である神に祈ることが出来ます。本当に素晴しいことです。その後、100人ほどの子どもたちのために持参したプレゼントをくじ引きにし、一人ひとりに配りました。また、お母さんたちが準備したサンドイッチやケーキを嬉しそうに食べている子どもたちの笑顔が印象的でした。

 家から出て、喜びを持って人々に出会う一日でした。会の紹介は、次回に!と約束して帰途に着きました。

 
ただいま奮闘中
2014-11-01
ただいま奮闘中(しとね修道院)

土と海の香りのする信徒との交わりも深まってきた私ですが、人と人との出会い、人と物との出会い、その出会いの中で、たくさんの気づきをいただいています。限られた時間の中でのふれ合いですが、長い年月の間に大きな積み重ねになっています。
 台所は、私にとって命とふれ合う身近な場です。食材は生き物ですので、また栄養素を保つためにも、炒めすぎたり、茹ですぎたりすると、歯ごたえがなくなり、揚げすぎると硬くなるし、目が離せません。でも目を配り、手間をかけ、心を尽くして作ったものはみた目にも美しいし、おいしいです。
 今、保育所には四品目のアレルギー(卵・牛乳・小麦・大豆)を持っている1歳児がいます。調味料のほとんどに小麦粉が成分としてはいっているので、大半の調味料が使えません。そこで、素材そのものの味にちょっと工夫して美味しくするように心を配っています。麺類の時にはあわ麺、ひえ麺、きび麺、マロニーなどを使用し、パンはご飯で対応しています。もうすぐ6か月に一度のアレルゲン検査の結果が出るころです。せめて大豆だけでも使えればと願っています。また、4か月と10か月の乳児もいて、離乳食も奮闘中です。子どもの発達に合わせ、口や舌の動きを見ながら進めています。一食ごとに変わっていく成長ぶりに毎日の食事に手をかけ、心を尽くすことが子どもの心と体を満たすエネルギーとなっているので気が抜けません。
 毎月一回のセルフドック(手作り)
の時間には、食育の話を通して食材の命の恵み、作ってくれる人への感謝の気持ち、3つの色の食べ物をバランスよく食べることの大切さを子どもたちに直接伝えていくことができます。お友だちや家族と一緒に食べることの喜びを味わい、食卓が明るく楽しくみんなが元気になってくれるとうれしいです。
 人のためにできることが自分の足元にたくさんあるということに気づくと、ふだんの生活の中で、美しい自然や海を見てきれいだと思ったり、誰かに会って話をしてうれしかったり、いただききものをしておいしいと感じて感謝する日々の平凡な営みの中に、深い祈りがあると気づかされます。「食事を作る人は、あなたの不平、不満、職業を食べさせるな。真心を!」と言われたことを心にとめて、日々努めています。
 「食事を作る人は、あなたの不平、不満、職業を食べさせるな。真心を!」と言われたことを心にとめて、日々努めています。
 
道端の宣教
2014-10-01
道端の宣教 (小野田修道院)
 
 復活されたキリストと出会った使徒たちは、聖霊を受け、臆病を脱して命がけの宣教にかりたてられました。使徒パウロは言います。「福音を宣教しないなら私は不幸なのです」(1コリント)と。Sr江角の回章にも「人々の霊魂を聖主に導かなければ修道生活は無意味である」「私に何の布教が出来ますかとおっしゃいますな。聖主の愛に生き、聖主をお喜ばせ給う熱意を持っているならば」(1971年)とあります。
 私にいただいた宣教の場は、看護のお仕事だと思っております。ホーム内で利用者の健康管理、その中で病んだ心、痛む身体を癒すため病院から処方される薬などの準備に心をとめ、祈りをこめ、また不具合を訴える方にやさしい対応、診察の介助などに努めております。一方、園内を出て外来受診に付き添う日々も多くあります。そこで出会う方々、病院従事者、外来者、他、出会いの輪は広がっていきます。そこでは積極的に声をかけ、関わる術を学びます。一度限りの出会いと出かけるたびの出会いがあります。会話に始まり、わがホームとキリストを証しするチャンスを見出します。「お宅のホームに入所するにはどうしたらよいですか。」「一度、話してみたいと思っていました。」「私も学生の頃、カトリックの勉強をしましたが、勉強を終えて友人と二人で洗礼を受けようとした時、親に反対を受けてだめになったのです。」「私は○○の信者です。昔の教えは厳しかった。もうここにきて20年になる。20年教会に行っていません。シスターを見たら話したくなりました。」その日は聖木曜日だったので、復活祭に一度、お立ち寄りくださいと声かけしましたが、一度きりになっています。
 このように出会った方々を思い起こし、私の祈りの輪は広がっていきます。現在、長く続いているのはペットショップのおばあ様。ペットショップの横を通った時に声かけしたのがきっかけで、今ではホームの近くまで来られてもペットを連れているため、上まで上がってこられませんが、私がここにいることを確認して帰られ、私がしばらく出なければ、転勤になったのか、病気ではないのかと気遣ってくださるようです。私はこれらのことを道端の宣教と名づけました。使徒たちの熱意、シスター江角のお言葉を心に刻み、今日も笑顔で道端の宣教に出ます。
 
アルファとは
2014-09-01

「アルファとは」  シスターW

 このコースは英国国教会のニッキ・ガンペル師がキリスト教入門講座として考案されたビデオで、日本にはアメリカから英語版が贈られたものを翻訳し、NHKに依頼して日本語版にしたものを使用しています。
 コースはティータイム(時間前に)賛歌(3曲)(その日の講座にあわせ)お祈り(スタッフが交代で)。内容は、1章40分位のビデオを見てグループで分かち合い・昼食、散会。ビデオはガンペル師の講話を録画したもので会衆の様子もわかり、一緒に受講しているような気持になります。
 八王子教会は、渋谷教会で受講した数人が発起人になって始め、今年で10年、24回目です。私は3回目に受講して以来スタッフとして関わっていますが、コースを経て受洗される方が毎年おられます。
 アルファ・コースは、現在、日本では120か所で開講されていて、スタッフ研修も実施されています。最初数年は、年3回実施していましたが、冬期は避けて2回になり、スタッフ研修をすることにしています。

 
世界一大きな授業
2014-07-01

思いやる心から神のふところへ
     小さな世界に住んでいても
    せめて周りの人々を愛し、
    大切にする心を失わないように
          (シスター江角のことばより)

 (川内天辰修道院)
 「私は、小学校教師として発展途上国での教育支援をするという夢ができ、その実現のためこれからの4年間を広い視野に立って学び続けたいと思います」。
 これは純心講座で「世界一大きな授業」を行った時の数人の学生の感想です。純心講座は、建学の精神を学び、その精神に基づいて社会に奉仕し、貢献する人間の育成を目的として全学科1年前期に必修科目として設けられています。この授業を担当するのが各学科に所属するシスターである私たちで、心おきなく純心の精神を伝え、シスター江角の思いを語り、神さまの愛、聖母マリアの心を伝えることのできる重要な科目として位置づけています。
 さて、この講座で実施した「世界一大きな授業」とは、世界のすべての子どもに教育を!の実現を目指して、先ず世界の教育の現状を知り、その中で私たちができることを考え、行動に移していこうという趣旨があります。これに賛同し、今年授業を実施した学校、グループの参加者は日本で7万人ほど、世界では1000万人近い人々が同じテーマで考えています。
 シスター江角は、社会に貢献できる女性、グローバル社会に通用する人材を育成することの重要性を語っておられます。世界の現状を知らずして、あるいは目を瞑り、現在の自分の立ち位置に満足しかねない学生の心を揺さぶり、考える鍵を握ることによって、日本のみならず世界にもっと目を向け、発信することの重要さを知る機会になればと願い授業に取り組んでみました。純心に入学した学生が本来有している自分の中の優しさ、思いやる心に気づき、その芽を育み、分かちあうことの必要性や素晴らしさを体得する時、神さまの愛を感じているように思います。その機会をできるだけ多く提供できるように、私たちに与えられた宣教の場でこれからも学生と積極的に関わっていきたいと思います。
 

 
イエスさまの宣教、わたしの宣教
2014-06-01
イエスさまの宣教、わたしの宣教 (浦和修道院)
 
 6月の聖体の祭日に行われる初聖体式を前に、中学1年生と小学5年生の兄弟が洗礼の恵みを頂くことになりました。初聖体クラスからの小さな宣教の実りです。初聖体クラスと言えば、当然、信徒の子どもが対象となるわけですが、ここ北浦和教会では、イタリア人主任神父様の作戦で、時折、未洗者を受け入れることがあります。
クラスの中に未洗者が存在することで、質問の内容も多種多様です。「シスター、神様が世界を創ったって、あの話、本当ですか。嘘でしょう。人間はサルが進化したって、学校で習いました」と、このような有様です。最初は戸惑いましたが、マリア・モンテッソーリの宗教教育プログラム『善い羊飼い』の提供を盛り込んだ課程を進めるうちに、  子どもの目の輝きが変わる瞬間があることに気付きました。
 ある日、羊たちは羊飼いによって、別の牧場に導かれます。善い羊飼いが祭壇の上で命を捧げ、横たわった後、パテナの上の真っ白いご聖体と入れ替わるこの瞬間です。究極の愛のクライマックス、ご聖体のイエス様がご自分の命を与えようと招いてくださっていることを実感すると、子どもたちは「僕も欲しい」と必ずつぶやきます。イエス様と人々の魂が出会うこの瞬間に居合わせることは、大きなお恵みです。
 イエス様は、弱い羊である私を使って様々な場面で人々を導きたいとお考えなのでしょう。私は、現在、大きく3つの場所で宣教する機会を頂いています。初聖体クラス、幼稚園、そして卒園児が集う土曜学校です。土曜学校には今年度、90名の子どもたちが在籍しています。イエス様の愛を求めて、教会の庭に集まる子どもたちや保護者の方々を見ていると、イエス様を求めて押し寄せる大群衆の姿が目に浮かぶようです。あたふたと慌てるだけの弟子の一人が私なのだと苦笑することもありますが、イエス様の奇跡は、今も、私の目の前で繰り広げられています。今日は、その奇跡の目撃者としての分かち合いでした。
 「イエス様、私の口を通してお話し下さい。私の手を通してあなたの愛を伝えてください」と祈りながらの宣教ですが、同じ聖体の命で一つに結ばれる共同体の姉妹方の祈りと奉仕と犠牲に支えられていることを忘れず、イエス様に従って歩みを進めて行きたいと思います。そんな私たちを見て、「私もイエスさまについて行きたい」と思ってくれる女の子が現れたら、尚、嬉しいです。
 
神の国のわざへの参加を願う小さな歩み
2014-05-01

神の国のわざへの参加を願う小さな歩み (川内修道院)


 草の香り、小鳥のさえずり…。四季折々の美しい自然の語らいの中で感謝の日々を、ここ川内修道院で過ごさせていただいてもう3年が過ぎてしまいました。

 一昨年の夏、関西方面より両親の介護のため戻ってこられた方に、キリスト教に関する話をしてほしいとの依頼がありました。私はかねがね何か福音宣教に関することをさせていただきたいとの望みを持ちながらも、その知識、経験は全くなく大いに迷いました。しかし、すでに金祝のお恵みをいただき、半世紀にも及ぶ修道生活をさせていただきながら、「できない」とはとても言えないと思い、大きな不安をいだきながらも神さまにすべてをお委ねして、させていただきました。ただ、専門的な勉強をしていないので、ご一緒に勉強させていただくということでよろしければという条件付き。

 対象者はキリスト教についてある程度勉強をしている50代前半の男性とまったく初めてというそのお母さま。ますます難しさを感じているところに、テキストとして恥ずかしながら、私はまだその背表紙しか見ていなかったあの分厚い『カトリック教会のカテキズム』を持参され、できるだけ早く勉強したいとのこと。いろいろと検討し、結局、その要約版をテキストとして早速始めることにいたしました。

 何もかもが初体験、しかも私が最も苦手とする中高年の男性。私は猛勉強?の止むなきにいたり、まさに自転車操業。聖霊の導きを祈りながら、背水の陣でクリスマス受洗をめざしました。

 お二人は実に熱心で、むしろ私を助けてくださいました。何とかクリスマス受洗の目途がついたころ、介護しておられたお父さまが急変され、お二人より先に条件付き洗礼を受けられました。その後、お二人もクリスマスに受洗の恵みを受けられました。お父様はその後、お亡くなりになりましたが、今も続けている聖書の勉強会には必ず、お父様の遺影を机上に置いて、3人そろって臨まれます。

現在、この他に二グループの聖書勉強会をさせていただいております。一つは中年の女性の方々へ。もう一つは月に一回ですが、聖書と歌会(短歌)を合わせたもの。この会では前半は私のリードで聖書を、後半は一般の方のリードで歌会を行なっています。このようなことで誠に力不足の私ですが、神のみ国のために微力を尽くすことができますよう念じながら、蝸牛の歩みを続けています。
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