純心聖母会は、長崎大司教区に本部を置く聖母マリアの汚れなきみ心に捧げられた教育と社会福祉の使徒的活動を行う聖座法の女子修道会です。

qrcode.png
http://n-junshinseibokai.or.jp/
モバイル版はこちら!!
バーコードリーダーで読み取り
モバイルサイトにアクセス!

 

純心聖母会
〒852-8142
長崎県長崎市三ツ山町415
TEL.095-848-2241
FAX.095-843-7570

────────────── 

030228
 

シスターへの道

 

あなたに伝えたい本

あなたに伝えたい本
 
『愛のあるところ 神はそこにおられる』
2019-07-01
『愛のあるところ、神はそこにおられる』
 マザー・テレサ著
 シスターM

 この本は、神の愛の宣教者会の修道院へお手伝いに行ったとき、そこの院長様からいただいた最新発行の一冊でした。
 マザー・テレサは、自分の修道家族のすべてのメンバーと、何らかの形でMCのカリスマを分かち合いたいと望む人々に、度々講話や忠告、時には訓戒の言葉も書き送っています。この本に収録された主なものは、こうした勧告からの収録であり、その他は公式スピーチ、あるいは公式書簡からの抜粋です。特定のグループへの発言ですがマザー・テレサの教訓はすべての人に向けられています。
 私たち修道者のみならず、真剣に道を求めている人、神の存在や信仰とは何かと問う人、希望を失いかけている人、挫折している人、迷いの中にある人…など、あらゆる人にマザーは確信に満ちた励ましを与えています。それは時に厳しい問いかけでもありますが、読むたびに自分の内面を振り返り、自己中心的な狭い考えから解放してくれます。「神のいつくしみと愛は常に十分にあなたに注がれている」この愛に応えていくための新しい力がマザーの温かいメッセージと共に読む人の心に深く響いてくるはずです。一読を。
 
『はじめてのマインドフルネス』
2019-06-01
『はじめてのマインドフルネス』
 クリストフ・アンドレ著 紀伊国屋書店
 シスターO
 
 マインドフルネスという言葉を耳にされ、すでに実践されている方もおられると思います。
 この本は言葉で説明するだけでなく、26枚の名画も使ってマインドフルネスを理解できるようにしています。本文を少しだけ引用すると、「マインドフルネスとは、もしあなたが、追い立てられるようにせわしく何かをし続けているなら、あるいは不安にとらわれたり、怒りに駆られたりしているなら少し立ち止まってみてほしい。そして、〈今ここに存在している〉ということを意識してほしい。〈今を意識して生きる〉それが〈マインドフルネス〉ということである。」たったそれだけ?と思うかもしれない。しかし、たったそれだけのことを日々意識し、積み重ねていくだけで、過去や未来にとらわれていた心が解放され、自分を縛っていた〈現実〉を違う目でとらえることができるようになるということでもある。
 
『ワニくんのおおきなあし』
2019-05-01
『ワニくんのおおきなあし』
 宮崎博和 作・絵 ブックローン出版
 シスターK
 
 皆さんには参考にならないと思いますが、病気後、首を前に曲げておくと気分が悪くなります。
というか、活字がつまっていたり、難しい事に集中するのが困難なのかもしれません。
そんな私がたまに見るのは絵本です。
 その中の一冊「ワニくんの…」日常のいろいろな出来事がうまくいかないのは、他者より特別大きな足のためだと気にしたワニくんが、足を小さくするために、洗濯機で何度も洗い、縮むかと干してみることや冷蔵庫で冷やしてみるが、しもやけでかえってもっと大きくなる事などのユニークな体験を通し、足が大きいことは悪いことばかりではないと、前向きにありのままを受け入れていく姿は、あどけなく、ほっこりとするものです。ほのぼのとした作風と柔らかな水彩画は幅広い読者層から好感をもたれているようです。
 
『苦しみから生まれるもの』
2019-04-01
『苦しみから生まれるもの』
   佐藤彰著 いのちのことば社
   シスターH
 
 「苦しみから生まれるもの」という書名に引かれて修道院の図書棚から取り出した一冊である。
「苦しみを単なる苦しみに終わらせずに、そのどん底からなお主に大胆に信頼して、かえって一まわりも二まわりも成長して大きくなっていく、そんな大切な信仰のステップとして苦しみをことごとく用いてしまう。…したたかで貪欲な信仰者になりたいものです。」これは苦難の意味の最初の項目の中に取り上げられている著者のことばである。日常生活で出合う幸、不幸、困難、失敗などに前向きに意欲的に生きる信仰者のあり様が綴られていて、なるほどこんな風に自分を養成するのかと気づかされた。
 著者は福島第一聖書バプテスト教会牧師である。聖書神学舎を卒業後初めて赴任した教会の週報のスペースに信徒を養うメッセージを依頼されて始めたもので、著者の一途な祈りと神のことばの上に立った信仰から、自己も信徒も養成していく。こうして教会が成長し人々を洗礼に導き、宣教者を育て、派遣するまでの教会になっている。
 教会はちがっても同じキリストを信じる者として、主への信頼を深め、信仰を育てていくためにいろいろなことを学ぶことができるのではないか。
 
『キリスト者の希望』
2019-03-01
『キリスト者の希望』
    ―教皇講話集―  ペトロ文庫
   シスターO

 「希望の母マリアに目を向けます。マリアが母としての歩みで味わった暗夜は、一度だけではありませんでした。天使の招きに「はい」と応えることは、容易ではありません。それでもまだうら若き少女だったマリアは、どんな運命が待ち受けているかも分からなくとも、勇気をもって応えています。この「はい」は、マリアの母としての歩みに伴う従順の長いリストの始りです。福音書でのマリアは、自分の周りで起きていることについて、たびたび理解の及ばないことがありながらも、それでも一つひとつのことばとできごとを心に納め、思い巡らす物静かな女性として表わされています。」
 この本を読むたびにマリアの愛と優しさ、慈しみがひしひしと伝わってきて、深い落ち着きと力が湧いて、祈りを助けられる。パパ様を見つめている幼い子どもの輝きの目が、その純粋さが伝わってくるような心惹かれる講話集だと思います。
私はこの表紙の子どもの目に、輝きに強く惹きつけられ、手にとって読み始めた本でした。
 
『証言者たち 厳律シトー会アトラス 修道院の七人の殉教者』
2019-03-01
『証言者たち 厳律シトー会アトラス 修道院の七人の殉教者』
 ベルナルド・オリベラ 著 木鎌安雄 訳
 シスターY

 『神々と男たち』の映画をご存知の方も多いと思いますが、2018年に出版された本書の著者は当時のシトー会総長です。
 アルジェリアにいた彼らは1996年3月、テロリストによって連れ去られ、2か月後に遺体で発見されました。本書には生き残った2人の修道者が語ったこと、残された詩やメモ、手紙等が引用され、3年前にテロリストが最初に修道院を訪れたときから連れ去られる日までの、人々とともにいることを選んだ彼らの姿がいきいきと描かれています。
 修道院で作ったジャムやチーズ等を市場に出し、医師の修道士は人々を無料で診察し、さまざまな生活の苦しみを聞いていました。彼らがそこを去るかどうか迷っているとき、「あなた方がいなくなったら小鳥はどこで休むの?」と近隣の人が言った映画の場面が本の中に蘇ってきます。彼らが留まったのは、神と当地の人々に捧げられた教会と隣人たち(イスラムの兄弟)、とりわけ最も貧しい人たちとの友愛の中で主イエスに従おうと望んだから。まさに「対話とキリストの宣言」の証でした。
 「時が訪れたら、神と兄弟たちに赦しを求め、私を襲う人を心から赦すことのできる心を持っていたい。…私の最後の瞬間の友であるあなた(注:殺害者のこと)にも、『ありがとう』と『さようなら』を言いたい。なぜなら、あなたの中にも神のみ顔を見るから。私たちの御父である神がよみされるなら、『幸いな良き盗賊』としてまた天国で会おう。」(殉教したクリスチャン院長の遺言)
 彼らは2018年12月8日にアルジェリアで列福されました。
 
『明日を思いわずらうな』
2019-01-01
『明日を思いわずらうな』
    ムケンゲシャイ・マタタ著  幻冬舎刊
   シスターN
 
 「日本在住28年、コンゴ出身の神父からの贈り物」と本の帯に書かれているように、2015年までオリエンス宗教研究所所長を神父様は務められました。
 日本の生活の中で、人々の暮らしの中に根付いている深い宗教心に触れ、日本の宗教を研究されている著者から日本人の日々の生活への応援のように感じる内容です。
 「あらゆる出会いは神様からの伝言」
 神父様が直接かかわられた方との具体的なお話が書かれています。真理子さんが大変な苦労をしておられる時に「今、目の前に現れる人、もの、出来事は神様からの電話ですよ」と係わられた時の話や、その時にふさわしい聖書の箇所が抜粋されています。
 マタタ神父のうちあけ話は、聖書の箇所を独特の読み込み方でわかり易く説明されており、笑みがこぼれる箇所や、納得する箇所もあります。そして最後の聖書はコリントの信徒への手紙一・10章13節「神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えてくださいます。」で締めくくられています。
 
 
『マイ・レジリエンス トラウマとともに生きる』
2018-12-01
『マイ・レジリエンス』-トラウマとともに生きるー
    中島幸子著
  シスターE
 
 本部の図書室に入っていた本です。この本を読もうと思ったのは、表紙の写真(著者が全身の型をとり、彩色や言葉のコラージュを施して作成したボディーキャスト)が何かを強く訴えているのを感じひきつけられたからです。
 DV(ドメスティックバイオレンス)によってひどい暴力にあった著者が、長いことPTSD(心的外傷ストレス障害)や、暴力による様々な影響の中で、トラウマ(心の深い傷つき)に気づき、向き合い、その傷を癒していく方法を学び、少しずつ自分を取り戻すことができたこと、そしてそれらの体験をしたから学ぶことができたことが、わかりやすく伝えられていました。
 この本を通して、想像もつかないような暴力が実際にあること、そのことによるトラウマのもたらす影響の大きさを知りました。災害もふくめ、多くの暴力がある世の中で人の心を大切にしたい、理解を深めたいと思う時に、出会えて良かったと思う一冊です。語ってくださった、著者に感謝しています。
レジリエンスとは、「回復力、復元力」を意味する。
 
『神様からのファインダー元米従軍カメラマンの遺産』
2018-11-01
『神様からのファインダー元米従軍カメラマンの遺産』
 ジョー・オダネル、坂井貴美子 編著
 いのちのことば社  シスターM

 先日、共同体の姉妹から「神様からのファインダー」と言う本を紹介され,一気に読んでしまった。写真家として生涯を賭けたジョー・オダネルとその妻、坂井貴美子編著のものである。その中の写真で有名になった、「焼け跡に立つ少年」は教皇フランシスコを感動させ、平和を願う資料として、会員各自の手元にも届いていると思う。
 編著の酒井貴美子は夫ジョー・オダネルについて、次のように書いている。
「私の夫であるジョー・オダネルは、1945年、アメリカ海兵隊の従軍カメラマンとして終戦直後の日本に派遣されました。そこで広島・長崎をはじめ各地を巡り、廃墟となった街々や日本の人々の暮らしぶりを撮影しました。基本的に公務で撮影された写真はすべて軍に回収されましたが、私用のカメラで個人的に撮影したものが手元に残され、それらの写真を用いて1989年から2007年に亡くなるまで、反戦・反核活動に従事していました。…‥」
 
『三人の巡礼者の物語』
2018-10-01
『三人の巡礼者の物語』
 イグナチオ・ザビエル・ファーブル   ホアン・カトレット著
 シスターK

 2006年、イエズス会は聖イグナチオ帰天450年、聖F・ザビエルと福者ピエール・ファーブル生誕500年を迎えた。著者カトレット師はこの祝いを「新たに巡礼をしよう」とテーマに決め、新たに巡礼をする望みをもって三人の巡礼者の生き方を紹介する。
 はじめにイグナチオ。イニーゴ・デ・ロヨラは青年期に少しずつ霊の違いを見分け、キリストに向かって歩み始める。彼はエルサレム巡礼を目指し、マンレサで一年近く過ごし、「霊操」の基礎を書いた。巡礼後、12年間勉学に励む。人々に霊操を授け、子どもたちに公教要理を教えた。37歳の時にパリに行き、聖バルブ学院で二人と出会う。
 ザビエルは、4人兄弟の末っ子。19歳でパリの同学院に入学。ファーブルと同室になり、4年後イニーゴと同室となる。勉学修了後、「霊操」の指導を受け、キリストへの情熱に燃え、驚くべき宣教の巡礼者となる。
 ファーブルはアルプス山脈の農家の子として生まれ、羊を連れて山に行った時、神に仕えるようにとの呼びかけを感じた。19歳、ザビエルに出会い、イニーゴの指導を受け「30日の霊操」を行ない、神学の勉強も終える。彼は、霊的会話と「霊操」指導に素晴らしい才能を示すようになる。「活動しながら観想する」賜物をいただき模範であったが、40歳で生を閉じた。
 この本と出会い、「イエス・キリスト」と出会われた3人の聖人の生き方の素晴らしさ、豊かさに触れた思いであった。
<<宗教法人純心聖母会>> 〒852-8142 長崎県長崎市三ツ山町415 TEL:095-848-2241 FAX:095-843-7570