純心聖母会は、長崎大司教区に本部を置く聖母マリアの汚れなきみ心に捧げられた教育と社会福祉の使徒的活動を行う聖座法の女子修道会です。

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純心聖母会
〒852-8142
長崎県長崎市三ツ山町415
TEL.095-848-2241
FAX.095-843-7570

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039017
 

シスターへの道

 

あなたに伝えたい本

あなたに伝えたい本
 
「Wonder」
2020-04-01
「Wonder」
R・J・パラシオ 著 中井はるの 訳
ほるぷ出版
シスターK
 
「オーガスト・プルマンはふつうの男の子。ただし、顔以外はー。」
 普段なかなか本に出合う機会がない私。ズルいと知りながら、ある姉妹に「お薦めの本ありません?」と尋ねると、「国連推薦読書リスト」を紹介されその中に「Wonder」がありました。
 見出しで想像がつくと思いますが、主人公のオーガスト(オギー)は生まれつき顔に異常がある少年。10歳で初めて学校に通うが、外見のせいで多くの苦しい経験をします。そんな彼を見た目だけでなく、一個人として受け入れ尊重してくれる友人たちとの出会いで、オギーもありのままの自分を受け入れ成長していく…。よくありそうな話の展開です。でも、私たちがよく口にする『ふつう』って?『ふつうじゃない』って?ではもし私に『ふつう』ではない何かがあるとしたら?でもそもそも神様は一人ひとりをユニークな存在としてお造りになったのでは…?
 ベストセラーとなった本書は、2年前に「Wonder―君は太陽―」で映画化され、本書のスピンオフも近年出版され、すでにベストセラーのようです。私も是非読んでみたいと思います。
 
「あん」
2020-03-01
「あん」
ドリアン 助川著(ポプラ社)
        シスターN

 樹木希林さんをご存知ですか。この本は映画化されたのですが、そのとき出演された方です。私は映画を見ていないのですが、新聞に紹介された映画の内容が心に残っていました。俵万智さんは、この本について「誰にも生まれてきた意味がある。甘い餡の香りに誘われて、いつしか人生の深いところへ連れていかれました。」と伝えています。「どら焼き店の軒先から始まる限りなく優しい魂の物語」。どら焼き屋『どら春』店の主人、千太郎は日がな一日鉄板に向かっています。そこへ徳江という老女が手伝いを申し出てきます。徳江の造るどら焼きの餡はとてもおいしくお客様をよろこばせるものでした。しかし、鍵のように曲がった指をもつ徳江はハンセン病患者でした。私は、この二人が交換する手紙の内容がとても心に残りました。私たちの心に語りかけ、浸み透って生きる力となってゆきます。この本の私のお気に入りは、頁の数字がないことです。どこから読んでもいいように頁数がついていないところです。一日を終えたとき、仕事の休憩のとき、共同生活をする中であなたの心に静かに語りかけてきます。
 
『最大の贈り物 死と介護についての黙想』
2020-01-01
『最大の贈り物 死と介護についての黙想』
 ヘンリJ.Ⅿナウェン著
 広戸直江 訳 聖公会出版部
        シスターI

 本書は115頁の小さな本ですが、ナウェン特有の筆致、特に体験から溢れる作者の生きた言葉のひとつひとつに心を奪われました。
 例えば、生死をさまよう大事故に合われた体験を踏まえ、作者は死の準備の第一の課題は「第二の幼児期」に入ることであると強調している。
 それは、神の世界への決定的な誕生を目指すものであり、作者はこのことを人間の生涯にわたってその内容は変化しつつも常に関係している「依存」という観点から説明している。
 そして、その極め尽くされたものがすべてを与え尽くし、敵意ある人々のあるがままに身をまかせ、御父のみ旨のみを求め、すべてを御父の御手に委ねて十字架上で亡くなられたキリストの愛の極みの姿であると。
 本書はその表題通り最大の贈り物として死と介護の深い意味、それに対する私たちのあり方について多くの示唆を与える感銘深い本であると思いました。
 
「教皇フランシスコの『いのちの言葉』」
2019-12-01
「教皇フランシスコの『いのちの言葉』」
   森一弘 著(扶桑社)
  シスターU
 
 日本の教会は38年ぶりのローマ教皇来日を終え、新しい歴史の一頁に入った。現代世界や社会を見つめ、教皇の痛みを共感しておられる森司教の著書『教皇フランシスコー教会の変革と現代世界への挑戦ー』(サンパウロ)は「家庭の友」誌で既読の方もおられよう。本書は教皇来日という時宜を得て、さらに読者の心を揺さぶった。聖霊に動かされ出版業を営む卒業生の保護者もその一人。キリストをまだ知らない多くの日本人に解るよう注釈付きで、新たな著書の一般書店による編集・出版に尽力された。私もその宣教熱に圧倒され表紙やカバーを担当させて頂いた。経済至上主義の世にあって見える形となられた神が忘れられる時代になってきている。人類が望む幸福や平和は、経済優先やミサイルでは解決しない。教皇は「いのち」を守るために「愛とあわれみとゆるしの神」の心を生きられる方と森司教は強調。
 本書は、教皇来日を機に本会の使命がさらに輝きを増すために、祈るべき新たな視点を示してくれるだろう。共に協働するために一読され、多くの方々にご紹介いただければ幸いである。
 
使徒的勧告『キリストは生きている』
2019-11-01
使徒的勧告 教皇フランシスコ『キリストは生きている』
 カトリック中央協議会
 シスターS

 フランシスコ教皇の訪日の朗報公示に先駆けて、9月初めに発刊となったこの一冊。原稿依頼の趣旨であるより良く生きる力と豊かな心を育む本の紹介に最適な今の本。
 初頁から迫ってくるパワフルな呼びかけが何よりも青年キリスト者に伝えたいだけでなく、すべての神の民にとの教皇の心が、もはや若者でない私にも直に響いてくる。あたかも、復活された主イエスが、あのエマオの旅人達に聖書を説き明かされたように新旧の聖書と今日の諸問題を多方面から豊富に重ねて新しい視点で語り、かつ諭される親しみと優しさ溢れる手紙文に心が弾む。
 ルカ10・39のマリアのように、自分も主の足元に座って話に聞き入っているような満たされた時間に浸った。教皇は何度も語り掛けられる。
「神はあなたを愛している」
「若者よ、乙女よ、老人よ、幼子よ、主のみ名を賛美せよ。主のみ名はひとり高く、威光は天地に満ちている」(ps148・12~13)折しも、10月初め、本部から各共同体に配布された「この一冊」は、皆に愛読されることでしょう。
 
『こころの深呼吸』
2019-10-01
『こころの深呼吸』気づきと癒しの言葉366
 片柳弘史著
 シスターH

 タイトルに心を引かれ、パラパラとページをめくって目を通したところ、これは心の糧になる、そう思い、その日、その日を楽しみ味わっています。なる程、そうなんだ、そうだったんだと。過去、現在の日常生活を振り返りながら、「気づく」ことの大切さを学んでいます。
 三ッ山の美しい大自然の中で、深呼吸のリズムにのって唱える祈りや念祷は、主のみことばを深く味わい、「気づく」ことも与えてくれます。
 現代の「便利、早く」から一歩引いて(朝日新聞『声』8/11参照)、シンプルな生活に身を置き、静けさと心と体の深呼吸の生活のリズムの中でこそ「気づく」ことができるのでしょう。

心の深みで
心の深みから話す人は、相手の心の深みにまで言葉を届けることができます。
心の深みで聞く人は、相手の心の深みにある言葉を引き出すことができます。
頭ではなく、心で話す人、心で聞く人になりましょう
。(7/21から引用)
 
『いちばん しあわせな おくりもの』
2019-09-01
『いちばん しあわせな おくりもの』
 宮野聡子 作・絵
 シスターN
 
 森のはずれに二つの家がありました。小さな切り株は、子リスの家。大きな洞穴は、くまくんの家です。子リスは毎朝跳び起きてくまくんの家にいきます。子リスはのんびりやのくまくんが大好き、くまくんも元気な子リスが大好き。ふたりは日が昇ってから沈むまでいつも一緒でした。ある日、子リスは大好きなくまくんにおくりものをしたいけれど・・・
 子リスは、風を切って走る自転車、暖かなセーター、はなたば? 探検ごっこ、遊園地?・・・子リスは、くまくんに喜んでもらえそうなおくりものが思い浮かばなかったからすっかりしょんぼりしてしまったが、子リスは思わず叫びました・・・
 はじめてイエス様をお迎えするための準備をしている大切な子どもたちと読みたい本です。好きという気持ちがいっぱい。愛する気持ちを思い出させてくれる大切なメッセージ。やさしい気持ちになれる絵本です。
 
『愛のあるところ 神はそこにおられる』
2019-07-01
『愛のあるところ、神はそこにおられる』
 マザー・テレサ著
 シスターM

 この本は、神の愛の宣教者会の修道院へお手伝いに行ったとき、そこの院長様からいただいた最新発行の一冊でした。
 マザー・テレサは、自分の修道家族のすべてのメンバーと、何らかの形でMCのカリスマを分かち合いたいと望む人々に、度々講話や忠告、時には訓戒の言葉も書き送っています。この本に収録された主なものは、こうした勧告からの収録であり、その他は公式スピーチ、あるいは公式書簡からの抜粋です。特定のグループへの発言ですがマザー・テレサの教訓はすべての人に向けられています。
 私たち修道者のみならず、真剣に道を求めている人、神の存在や信仰とは何かと問う人、希望を失いかけている人、挫折している人、迷いの中にある人…など、あらゆる人にマザーは確信に満ちた励ましを与えています。それは時に厳しい問いかけでもありますが、読むたびに自分の内面を振り返り、自己中心的な狭い考えから解放してくれます。「神のいつくしみと愛は常に十分にあなたに注がれている」この愛に応えていくための新しい力がマザーの温かいメッセージと共に読む人の心に深く響いてくるはずです。一読を。
 
『はじめてのマインドフルネス』
2019-06-01
『はじめてのマインドフルネス』
 クリストフ・アンドレ著 紀伊国屋書店
 シスターO
 
 マインドフルネスという言葉を耳にされ、すでに実践されている方もおられると思います。
 この本は言葉で説明するだけでなく、26枚の名画も使ってマインドフルネスを理解できるようにしています。本文を少しだけ引用すると、「マインドフルネスとは、もしあなたが、追い立てられるようにせわしく何かをし続けているなら、あるいは不安にとらわれたり、怒りに駆られたりしているなら少し立ち止まってみてほしい。そして、〈今ここに存在している〉ということを意識してほしい。〈今を意識して生きる〉それが〈マインドフルネス〉ということである。」たったそれだけ?と思うかもしれない。しかし、たったそれだけのことを日々意識し、積み重ねていくだけで、過去や未来にとらわれていた心が解放され、自分を縛っていた〈現実〉を違う目でとらえることができるようになるということでもある。
 
『ワニくんのおおきなあし』
2019-05-01
『ワニくんのおおきなあし』
 宮崎博和 作・絵 ブックローン出版
 シスターK
 
 皆さんには参考にならないと思いますが、病気後、首を前に曲げておくと気分が悪くなります。
というか、活字がつまっていたり、難しい事に集中するのが困難なのかもしれません。
そんな私がたまに見るのは絵本です。
 その中の一冊「ワニくんの…」日常のいろいろな出来事がうまくいかないのは、他者より特別大きな足のためだと気にしたワニくんが、足を小さくするために、洗濯機で何度も洗い、縮むかと干してみることや冷蔵庫で冷やしてみるが、しもやけでかえってもっと大きくなる事などのユニークな体験を通し、足が大きいことは悪いことばかりではないと、前向きにありのままを受け入れていく姿は、あどけなく、ほっこりとするものです。ほのぼのとした作風と柔らかな水彩画は幅広い読者層から好感をもたれているようです。
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