純心聖母会は、長崎大司教区に本部を置く聖母マリアの汚れなきみ心に捧げられた教育と社会福祉の使徒的活動を行う聖座法の女子修道会です。

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純心聖母会
〒852-8142
長崎県長崎市三ツ山町415
TEL.095-848-2241
FAX.095-843-7570

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057247
 

シスターへの道

 

あなたに伝えたい本

あなたに伝えたい本
 
『聴こう主の愛を』
2021-05-01
『聴こう主の愛を』十字架の聖パウロの生涯
  ベネット・ケリー著
  濱田厚子・猪熊直美共訳  
               シスターK

 本部養成書棚で、ふと目に止ったこの一冊。タイトルに釘付けされました。昨年の個人黙想後、祈りの余韻なく悶々とした生活。ふと思い出したのが、福岡宗像でのマテオ神父様の黙想とその後の日常。今年になって出会ったこの本は、御受難会の創立者、十字架の聖パウロの生涯です。
 聖母文庫の小さな本で、読みやすく、どこを開けても祈りに導く力強さを感じます。
創立者聖パウロと並ぶ表現をし、会の認可までの経緯は実に豊かな道のりです。協力者は実弟。その活動と生き方は、「イエス様に聴き、十字架を掲げて歩き、説教する」姿です。
 御受難会の鈴木忠一神父様によると「黒い修道服に皮のベルトを腰に締め、胸には真白な十字架とハートのバッジを付けた司祭に初めて会った時の清純で透明な印象は忘れられません。」とキリストの十字架の福音を語り、神の愛を説くその言葉の力強さと暖かい微笑に魅了された出会いを述べています。
 
『大きな木』
2021-04-01
『大きな木』
      シスターO

 この絵本の表紙は、あざやかな黄緑を背景に濃い緑の1本の木から落ちる真っ赤なりんごを受け止めようとしている小さな男の子の装丁ですが、各ページは線描きです。絵も文も非常にシンプルで内容は非常に考えさせられます。
 訳者のあとがきに、「与える」ことは人間の能力の最高の表現なのであり「与える」という行為においてこそ、人は自分の生命の力や富や喜びを経験することになる、と考える。一本のりんごの木は、この主張そのままに、ひとりのともだちに、自分の肉体をけずって、木の葉を与え、果実を与え、枝を与え、幹を与え、すべてを与える。母性愛さながらにと書いています。
 木は訪れるともだちを心から喜んで迎え、自分をけずって一つずつ与えるたびに木は それでうれしかった」と結んでいます。
この本を繰り返し読んでいるうちに母親の無償の愛と、おおげさなようですが 「与えつくす十字架上のキリスト」と重なり感動します。
 
『前田万葉句集』
2021-03-01
『前田万葉句集』
 前田万葉枢機卿 著 かまくら春秋社
 シスターM

 友人から送られてきた句集です。
 国民的人気を誇る辛口で有名な夏井いつきさんが、この句集の帯に、「前田万葉神父様の句は、伝達と表現と信仰が融合して、心に届きます。」とあり、句集のページをめくる前に、この帯に引き込まれ読み始めたのですが、どの句もすんなりと心に入り、心が豊かになり、ホッとやすらぐ句ばかりです。
 この本の解説に、「どの句も炊き立てのごはんのように、また窯で焼き上げたばかりのパンのように、香りたち新鮮。たっぷり存在感があり、読み手のこころにすっと響いてくる親しみやすい作品でした。」とありますが、まったくその通りと共感しました。
 平和な思い、信仰、人々との心のふれ合いなど、いろいろな体験から生まれた句は、作者自身がすべて自解を添えてあります。また、英訳もあり、外国の方にもプレゼントに最適です。
 
『皇后誕生 美智子さまから雅子さまへ』
2021-01-01
『皇后誕生 美智子さまから雅子さまへ』
 文藝春秋社
 シスターT

 歴代天皇、特に昭和、平成、令和のそれぞれの天皇の在り方、それぞれの天皇を支える皇后の姿、当事者たちの苦悩や重圧などについて、各天皇、皇后と関わりがあり、信頼と交わりのある人々が熱筆を振るっている。
 今上天皇、皇后は英国で学んだため、日本を世界の中に位置づけて客観視できる。私たちもその眼差しを受けて、世界を今より広く考えるようになろう。
 皇室の立場に位置する方々が、その使命に生きようと必死で、誠実に、無私な心で日々、生涯努める姿は私たちに励ましや勇気を与えてくれるように思える。
 
『だいじょうぶだよ』~きょうをはずむ心に~
2020-12-01
『だいじょうぶだよ ~きょうをはずむ心に~』
 晴佐久昌英 著
 女子パウロ会発行
  シスターY

 これは、晴佐久昌英師の本のタイトルです。「安心しなさい 私です」との聖書のみ言葉と響き合いながら、いつも私を支え、歩みの道しるべとなっている言葉です。
 四季をめぐる人生の旅路の中で、その時々、ひとつひとつに味わい深いものがあります。よりよく生きる力と豊かな心を育む私の大好きな言葉として紹介させていただきました。
特に、病気になったとき元気になる恵みをいただきました。どんなときにも、日々の歩みの中で「だいじょうぶだよ」との心のささやきに心と耳を傾けながら、また自分でも「だいじょうぶだよ」と口ずさみながら、安心してしっかりと前を向いて歩き続けたいです。
 主がいつもともにいてくださいますから・・・・・。 だいじょうぶだよ
 
『アッシジのフランシスコを讃えて巡礼の書』
2020-11-01
『アッシジのフランシスコを讃えて巡礼の書』
 ヨハンネス・ヨルゲンセン著
 水野藤夫訳
  シスターA

 新しい本ではない。原著は1903年に出て、水野藤夫氏による手許の訳本の初版本である。水野氏は、訳者あとがきに「70年以上も昔のベストセラーをあえて再び紹介するには、それ相当の理由がある。名作に時代はなし」とバリエーションも付け加えさせていただきたいと思う。
 デンマークの詩人ヨルゲンセンは、アッシジのフランシスコの研究者でもあって、当時ローマに住み、該博な知識と長期の思索を経て到達したカトリックの信仰と詩人の感性、観察力、表現力をもって、アッシジにある聖フランシスコゆかりの修道院を訪れる。確かこれは探訪記ではなく「巡礼の書」
である。現在形で短か目の文章を積み重ねていく構成スタイルは、読者に作者と歩みをともにしているような臨場 感を与える。
 フランシスコが実際に生活し、祈り亡くなった地。聖人を「わたしたちの父」と呼び、「小さき花」の中の逸話を自らの思い出のように語る兄弟たちの間に身を置いて、この会を知りたいと思う者には格好の書である。 
 
『だいじょうぶだよ』
2020-10-01
『だいじょうぶだよ』
 晴佐久昌英 著
 女子パウロ会発行
  シスターI
 
 誰もが手にし、読んだことのある本。私のお気に入り、お薦めの一冊です。
 著者が講師を務められた福祉の研修会でこの本に出合いました。
 32の福音詩のそれぞれにどこか背後で受け止めてくださる方の温もりが感じられ、ほっとします。私の好きな詩の一部を紹介します。
 
「病気になったら」
病気になったらどんどん泣こう
痛くて眠れないといって泣き
手術がこわいといって涙ぐみ
死にたくないといってめそめそしよう
・・・・
またとないチャンスをもらったのだ
じぶんの弱さをそのまま受け入れる
チャンスを・・・
 
『橋をつくるために現代世界の諸問題をめぐる対話』
2020-09-01
『橋をつくるために現代世界の諸問題をめぐる対話』
 教皇フランシスコ/D・ヴォルトン著 戸口 民也訳 
 新教出版社
  シスターT

「それにしても、あの教皇はどこまで謙遜なんだ! あれはアルゼンチン人なんかじゃないね、フランシスコなんて名乗ったりしてさ、イエスⅡ世ってすりゃあいいのに!」。(266頁)この本は、ラテンアメリカ出身の教皇フランシスコとフランスの社会学者ドミニック・ヴォルトン氏との対話という形をとっています。カトリック教徒ではないヴォルトン氏の心の奥に響いた教皇の姿に触れる思いがしました。
 翻訳者は次のように記しています。「私がこの本を翻訳しようと思ったのは、知らないがゆえに無関心・無理解という現状を少しでも変えたかったからです。キリスト教徒だけでなく、他の宗教を信じる人たち、無宗教の人たち、さらには無神論者たちにも教皇フランシスコを知って欲しかったからです。一人でも多くの人にこの本を読んでもらいたいと、心から願っています。私もまったく同感です。
 
『人々のなかの人』チマッティ神父の小さな花
2020-06-01
『人々のなかの人』チマッティ神父の小さな花
 J・マンテガッツァ著
 ドン・ボスコ社
  シスターI
 
 著者は、目次「チマッティ神父の小さな花」に、平凡さの中で非凡に生きる宣教者チマッティの普段の姿を、スナップ写真さながらの折々の言葉、出来事を通して紹介したいと述べている。
 チマッティはイタリアに生まれ、母ローザの信仰を通して召命を受け、サレジオ会士となる。「一番惨めな、一番骨の折れる、しかも誰も気にかけない布教地」を志願し、1925年、日本に派遣される。数々の才能に恵まれていたが、特に音楽は困難な日本語の壁を越え、宣教活動の優れた手段となる。
 福音が楽曲を通して人々の心に伝えられる。異なる様々な事柄や人の心の動きが一つになって天まで届くような音楽の力を感じた。徹底した従順、神と聖母への秀でた信頼からくる微笑み、喜びに溢れた表情は、写真にみる白い豊かな髭をたくわえた人の聖性の証であった。
 残された数々の小さな便り、関わった人々の思い出、言葉は味わいが深い。祈りの人、微笑みの人のメッセージは、受ける者、受ける時それぞれにより尽きることがない。
 
「Wonder」
2020-04-01
「Wonder」
R・J・パラシオ 著 中井はるの 訳
ほるぷ出版
シスターK
 
「オーガスト・プルマンはふつうの男の子。ただし、顔以外はー。」
 普段なかなか本に出合う機会がない私。ズルいと知りながら、ある姉妹に「お薦めの本ありません?」と尋ねると、「国連推薦読書リスト」を紹介されその中に「Wonder」がありました。
 見出しで想像がつくと思いますが、主人公のオーガスト(オギー)は生まれつき顔に異常がある少年。10歳で初めて学校に通うが、外見のせいで多くの苦しい経験をします。そんな彼を見た目だけでなく、一個人として受け入れ尊重してくれる友人たちとの出会いで、オギーもありのままの自分を受け入れ成長していく…。よくありそうな話の展開です。でも、私たちがよく口にする『ふつう』って?『ふつうじゃない』って?ではもし私に『ふつう』ではない何かがあるとしたら?でもそもそも神様は一人ひとりをユニークな存在としてお造りになったのでは…?
 ベストセラーとなった本書は、2年前に「Wonder―君は太陽―」で映画化され、本書のスピンオフも近年出版され、すでにベストセラーのようです。私も是非読んでみたいと思います。
<<宗教法人純心聖母会>> 〒852-8142 長崎県長崎市三ツ山町415 TEL:095-848-2241 FAX:095-843-7570