純心聖母会は、長崎大司教区に本部を置く聖母マリアの汚れなきみ心に捧げられた教育と社会福祉の使徒的活動を行う聖座法の女子修道会です。

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純心聖母会
〒852-8142
長崎県長崎市三ツ山町415
TEL.095-848-2241
FAX.095-843-7570

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シスターへの道

 

修道院こぼれ話

修道院こぼれ話
 
殉教者の信仰を繋ぐ
2019-03-01
「殉教者の信仰と繋ぐ」(島原修道院)
 
①「ここに住んで…」
 修道院前の奥様と挨拶を交わすようになった。復活祭には卵を、クリスマスにはクッキーを届けた。一人暮らしの話し相手になる。「ここに住んでいただいてありがとうございます。時々子どもが帰って来ます。シスターさんの姿を見ると、心が洗われ、幸せな気持ちになります。元気をいただいております。」と、思いがけない言葉だった。宣教地で3年を経て、何をしたらよいのか、迷う中での出会いだった。
 
②「洗礼を受けたいのですが…」
 昨年の暮れから教会を訪れるようになった3歳の女児と母親が、日曜日のミサに参加するようになり、そして「洗礼を受けたいのですが」と、母親だけが受洗の勉強を始めることになった。また、転勤家族でカトリックでない父親だけが受洗の準備に入った。12月には久しぶりの幼児洗礼があり、信徒たちの大きな喜びとなった。
 「草取りを手伝います.市役所を退職した卒園児です」、「シスターたちは柿を食べんじゃろうかい」、「大根です」と玄関に立つ男の子。
 地域の人たちの厚意を受け、島原の殉教者たちへの思いを深める日々である。
 
セイボサイってどんなやさい?
2019-01-01
「セイボサイってどんなやさい?」(浦和修道院)

 賑やかな新学期4月から1か月を過ぎたころ、ずいぶん落ち着いてきた新入園児たちでした。5月は聖母月、5月末には 聖母祭を迎えるため、クラスの先生と心の準備を始めていました。「もうすぐ聖母祭があります」と、Cちゃんが「セイボサイってどんなやさい!?」年長さんがいろんな野菜を植えていた時期で、どんな野菜なのかと疑問をもったようです。
 2学期、そんな年少さんも10月のロザリオの月には、「みんなと仲良く遊べますように」「世界中の子どもたちがけがをしませんように」とお祈りをするようになり、他を思いやる心に育ってきました。
 12月のイエス様のご誕生を準備する中、「自分でできる何か良いことをした時にはワラを1本入れて、イエス様の温かいお布団をつくりましょう」とのことばを聞き、お家に帰って考えたようです。次の日「ぼく、おうちでチクチクしてぬって、トントンして、太陽にあてて、イエス様の温かいお布団をつくりたいの!」と報告。そして「こんどサンタさんが来たときに、それをわたして神さまにとどけてもらいます!」と身振り手振りで話す笑顔いっぱいのKくんでした。
 幼子イエス様は、きっと喜ばれることでしょう。優しい心を持った子どもたち、幼な心を忘れないようにしたいものです。
 
コッコデショ
2018-12-01
「コッコデショ」(西町修道院)

 年中さんでおくんち遊びが盛り上がり、段ボールで神輿を作って威勢のいい掛け声とともにローカを練り歩いていた。
よーくかけ声を聞いてみると、「コッコデショ」
いや「どっこいしょ!」・・・
 
「案内板」
子ども園の受付の場所に迷う方が時々おられるので、案内表示を出した朝のこと。
子どもの目にとまり、「なんてかいてあるの?」と聞かれた先生。ちょっとイタズラ心が働き、
「う~んと、た・か・ら?」
と答えた途端、子どもたちは目を輝かせ、「宝だってよ!」と矢印をたどりだした。
行き着いた先は受付。それでも必死に「どこかな?どこかな?」
「マリア様の下?」
「あのーたからはどこですか?」
そこにいた先生は「ここにあるよ」と手に何か持っている様子。
そして園庭にいたH先生に「H先生、宝物なげるよ!受け取って」と投げると、
H先生キャッチするや一目散に走り出した。
それを「わ~」と子どもたちは追いかけていったのである。
ちなみにH先生は、わが園一番の俊足。必死に追いかける子どもたち、とても楽しそうだった。
 
ザビエルさん
2018-11-01
「ザビエルさん」(ベタニア修道院)

「まあ、わっかザビエルさんの写真ばつこうて・・・。頭にも毛がはえてるよ」と、
やさしく指でポスターの顔をなでているSrP。
カウンターの向うで仕事していたSrSが相槌とともに応答した。
「そりゃ、ザビエルさんも若かったときがあったんだもん。毛は生えていると思いますよ」
後、ポスターをマジマジと眺めてSは気づいた。
彼女の中で二つの別々のポスターはセットだったのかと。
(右は世界食糧デー掲示物で、女の子)
 
 
 
教会学校
2018-10-01
「教会学校」(川棚修道院)

 Aちゃんは小学校1年生。幼児洗礼を受けているが、教会にはあまり来たことがなかったようである。
 今年の4月、初聖体準備のため教会学校に入ってきた。幼児期は一般の園で過ごしてきているため聖堂内にあるものがすべて珍しく興味津々である。もちろん十字架の印もはじめてである。そこで先ず十字架の印をと思い、紹介した。
3回練習した時、「シスター、父と子は言うのにどうして母は言わないの?」と質問。
「Aちゃん、いいことに気付いたね。教会にはやさしいお母さんがいるよ。」
A子「うちのおかあさんより?」。
Sr「もうすぐ5月だから、5月をたのしみにね。」
A子「どんなお母さんかな。?」
 
 
 
いのちを捨てる
2018-09-01
「いのちを捨てる」(浦上修道院)

 年少の子どもたちに教具を使って「よき羊飼い」のお話をしたところ、元気のよいK君、話の途中の「羊のため命をすてる」が気になった様子。二度ほど、「どうして命を捨てるの?」と聞いてきました。その度に、「よい羊飼いにとって、羊はとても大切だから命を捨てても守ってあげるんだよ」と答えてあげました。
 活動を終えて、子どもたちに何か話がしたい人と声掛けをすると、一番にK君が手をあげて、羊飼いの人形を指差して一言、「かっこいい」。続けて「僕も羊飼いのようになりたい」。純粋な幼い子の心に働かれているイエスさまのすばらしさを感じた一コマでした。
 
 
まぁ、素敵
2018-07-01
「まあ、素敵!」(ロザリオの聖母修道院)
 
◇K姉に「今からロザリオが始まりますよ」と、声をかけたところ、
 「マァあなた信者さん?ロザリオって、スラスラ言えるなんて。すごいわぁ!」と褒められた。
 「シスター、私も純心のシスターなんですよ」と言うと「まぁ、そうなの」と言うが、
 いまだに「あなた信者さん?」と言われ続けている。
 
◇同室のK姉とT姉
 自室のトイレから出て来たT姉、歩行器に座っているK姉に気づく。
 「まあ、シスター、あなたもここに来たの?よかったわね」
 「そうね」
 と頬笑み合う二人。感動の再会後、K姉は傍にいた私に向かって、
 「私とこのシスターは同じ修道会の会員なんですよ」と嬉しそうにいう。
 「そうですか。私も同じ純心聖母会員です」
 とアピールすると、
 「まあ、素敵」と両手で私の手を取り、チュッと接吻し、
 「面白いわね。あはは・・・」と何処かへ行ってしまった。
 会員として、なかなか認めてもらえない私の今日である。
 
そだね~
2018-06-01
「そだね~」(石神井修道院)
 
 冬季オリンピックから随分時が経ちましたが、沢山の感動と様々なドラマが繰り拡げられ、いまだに心によみがえってきます。わが共同体では、女子カーリングの笑顔と、「そだね~」「いいよ、いいよ」の言葉に引き込まれました。試合に向ける真剣さ、メンバーに対する思いやりと強い結びつきによるものだと思いました。
 試合の結果は銅メダルでしたが、彼女たちの笑顔はとびっきりの「金メダルだね~!」と、最後のメダリストの総集編を観ながら話していました。また、インタビューの中でも沢山の人への感謝と地元愛にあふれる言葉を表したあと、選手の一人が「北見に帰りたい」と言ったとき、姉妹の一人が「神に感謝だって」と一言。 「そだね~」。 
 
ぼくが、キリストだよ!
2018-05-01
「ぼくが、キリストだよ!」(ブラジル修道院)

 もし誰かに、「ブラジルでの一番の思い出は」と尋ねられたら、次のことを話すと思う。
 ブラジルでの生活を始めて間もないころ、その日は聖金曜日でブラジルは休日、教会では、午後3時から十字架の道行が行なわれる。教会の周囲を、キリストの御像を担って、道行が行われることになっていた。写真を撮って姉妹の皆様に見せたいと準備していた矢先、近所の方が「下の家に住んでいるお爺さんの様子がおかしい」と、知らせてきた。私は、腕時計を見た。2時30分。「いやだな…」との思いが走った。そのころSrTと住んでいた時で、二人で急いで行ってみた。
 お爺さんはハンセン氏病で足に大きな傷があり、治療のために住んでいるときだった。彼は糖尿病による糖尿昏睡の状態だった。部屋は排便の臭いが充満しており、SrTに点滴の準備を頼み、私は衣類の取り換えを始めていた。そうしながら、もう一度、腕時計を見た。3時30分。「ああー、もうだめだ」と思った途端、昏睡状態の彼の顔が、「僕が、キリストだよ!」と。
 ハッとしたと同時に、「貧しい人々の中に、キリストがおられる」とは、このことかと、実感させられるとともに、修道者として、看護婦として何たることかと、ほっぺたをたたかれた思いだった。
 
子どもたちの成長
2018-04-01
子どもたちの成長(深堀修道院)

 時々、たんぽぽぐみ(1・2歳児クラス)にボランティアに行っている。最初はだっこされて泣いてばかりだった子が、自分のロッカーや引き出しの場所を覚えて行動できるようになったり、出席カードのシール貼りをして、お仕事に取り組めるようになっていく姿を目の当たりにし、子どもたちの成長にいつも感心させられている。
 一番興味深いのは、排泄面での成長である。オムツ組からパンツ組に少しずつ移行していく姿がある。まずは、オマルに座る練習とともに、脱ぐ、着るの練習が根気強く行なわれている。タイミングよく、トイレでできるようになってくるとパンツで過ごし、大きいクラスと同じトイレを使うようになる。時々失敗しては、着替えているが、ハンカチをポケットに入れてトイレに向かっていく姿はとてもうれしそうで、お兄さん、お姉さんの顔になっている。
 子どもたちの様子を時々横目で見ながら、いろいろと話題になっていた子が、とても成長して卒園していくのを喜びつつ、これからの歩みのうちに、神様の導きを祈る毎日である。
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